パナソニック、新色モデル「S9」キャメルオレンジと超広角ズーム「LUMIX S 18-40mm F4.5-6.3」を発表、超小型フルサイズカメラの新境地

パナソニック、新色モデル「S9」キャメルオレンジと超広角ズーム「LUMIX S 18-40mm F4.5-6.3」を発表、超小型フルサイズカメラの新境地

パナソニックは10月9日、超小型フルサイズミラーレスカメラ「S9」の新色モデルと、S9に最適な超広角ズームレンズ「LUMIX S 18-40mm F4.5-6.3」を発表した。

「S9」の新色モデルは、ボディ回りのレザー部分がオレンジで、ボディ上部の軍艦部と底面が明るいシルバーの「キャメルオレンジ」。ボディのみの直販価格は20万7900円となる。また、「エクステリア張替えサービス」では、「ターコイズブルー」、「スモーキーホワイト」、「ジェットブラック」が新たに加わり、ボディ3色と張替え7色の組み合わせで21種類が選べる。

「S9」は2420万画素のフルサイズセンサーを搭載し、最新の「LUMIX S5Ⅱ」とほぼ同じ性能を誇る。EVFとメカシャッターを省くことで、体積は約3分の1、重さは3分の2と、超小型・軽量を実現している。

新レンズ「LUMIX S 18-40mm F4.5-6.3」は、広角端18mmの超広角ズームレンズで、サイズはΦ67.9×40.9mm、重量は155gと世界最小・最軽量。非球面レンズ3枚、ED2枚、UHR1枚の特殊レンズを採用し、小型軽量ながら優れた描写性能を持つ。ブリージングを抑制し、高速AFと安定した絞り制御により動画撮影にも適している。最短撮影距離は18mm~21mmで15cmと短く、使い勝手が良い。レンズ単体の価格は7万9200円で、キャメルオレンジのS9とのキットの場合、レンズの外観がシルバーとなる。レンズキットの予想価格は23万5000円前後で、ボディ単体との価格差は2万7100円となり、別々に購入するより5万円以上お得だ。

24年10月11日から25年1月13日までの購入者向けに、S9ボディのみで8000円、18-40mmレンズ単体で1万円、ボディ+レンズのキットで1万5000円~2万円のキャッシュバックキャンペーンも実施される。

また、10月9日よりS5Ⅱ、S5ⅡX、S9、G9Ⅱ、LUMIX Labのバージョンアップが公開された。S9では、背面液晶に3種類のフレームを同時表示可能となり、タッチでサイズや位置の指定ができる。AFの自動認識に飛行機、列車が追加され、クルマ、バイクでは部位選択が可能となる。S5Ⅱ、S5ⅡX、G9ⅡではLEICAモノクローム機能が追加され、LUMIX Labアプリに対応する。LUMIX Labは、スマホでの画像受信、シャッターリモコン、リモート撮影が可能となる。