『となりのMr.パーフェクト』の幸せな結末 チョン・ヘインとチョン・ソミンの愛が花開く

『となりのMr.パーフェクト』の幸せな結末 チョン・ヘインとチョン・ソミンの愛が花開く

Netflixで配信中の『となりのMr.パーフェクト』が温かなハッピーエンディングを迎えた。本作は、チョン・ヘインとチョン・ソミンが幼なじみを演じるロマンティックコメディとして、韓国や日本で人気を博し、物語の幕を閉じた。

チョン・ヘインが演じる有名建築士のチェ・スンヒョと、チョン・ソミンが演じるペ・ソンニュは、幼い頃から互いのことを一番知る存在として育ってきた。34歳になった2人に転機が訪れる。スンヒョがソンニュに再プロポーズをし、2人は抱き合うが、その姿を両親に見られてしまう。スンヒョの父ギョンジョンは、ソンニュがスンヒョの幼少期に支えてくれたことに感謝していたが、ソンニュの母ミスクは、ソンニュの立場が不利になることを心配し、反対する。

一方、スンヒョとソンニュは、互いの親の様子を報告し合い、仲睦まじい時間を過ごす。物語の序盤では、2人は互いを攻撃して口論していたが、今では「ダーリン」と呼び合い、ソンニュが欲しがっていた腕輪をプレゼントするなど、愛を深めていく。

スンヒョとソンニュのもう一人の幼なじみで、救急隊員のモウム(キム・ジウン)は、ダノ(ユン・ジオン)と結婚することを決意し、ダノの娘ヨンドゥ(シム・ジユ)に「ママになる機会をくれない?」と聞く。ヨンドゥは、モウムがママになることを願っていたことを告げる。

一方、ソンニュの母ミスクとスンヒョの母ヘスクの喧嘩は、友人のジェスク(キム・グムスン)とインスク(ハン・イェジュ)の仲裁により、無事に仲直りを果たす。2人は、互いに心の内を明かし合い、スンヒョとソンニュの仲も認めて友情を深める。

両家の両親からの祝福を受け、スンヒョとソンニュは結婚式に向けて歩みを進める。ソンニュの家で両家が仲良く食卓を囲み、スンヒョがソンニュを連れて行ったのは、ソンニュの父グンシクがかつて店を営んでいた建物だった。スンヒョが新たに改築を施したその店舗は、グンシクからソンニュへのプレゼントだった。スンヒョは、新店舗を「世界一お前を愛する男2人による合作だ」と話し、ソンニュは感動して涙を浮かべる。

モウムは、南極行きが決まり戸惑うが、ダノとヨンドゥは快く送り出す。ヨンドゥは、「皇帝ペンギンは母親が餌を探しに行くと、父親が卵を抱いてかえすの。パパと一緒に待ってるね」と言って、モウムの夢を応援する。

最終話では、スンヒョとソンニュがタキシードとウェディングドレスに身を包む姿が見られた。ソンニュの純白のドレス姿に、スンヒョは美しさに驚き、初々しい表情を見せる。結婚式の代わりに、リマインドウエディングが行われ、スンヒョの両親に贈られた。

物語は、スンヒョとソンニュが互いに言い合いを楽しむシーンで締めくくられ、心温まる終わり方となった。30代女性の悩みや大人世代が直面する経済的な問題、友人同士や夫婦間の行き違いを詰め込んだ本作は、ロマンティックコメディの枠を超えて、ヒューマンラブストーリーとして幕を閉じた。