チキ・ベギリスタイン、マンチェスター・シティSDを今季限りで退任へ…後任はスポルティングCPのウーゴ・ヴィアナ氏か?
チキ・ベギリスタイン氏(60)が、今シーズン限りでマンチェスター・シティのスポーツ・ディレクター(SD)を退任することが、イギリスのBBCが報じた。
ベギリスタイン氏は現役時代、レアル・ソシエダやバルセロナで活躍し、キャリアの晩年は浦和レッズで過ごした元スペイン代表FWである。引退後、2003年7月から2010年6月まで古巣のバルセロナでSDを務めた。
2012年10月にシティのSDに就任し、2016年7月には現役時代のチームメイトであり、バルセロナでファーストチーム指揮官に登用したグアルディオラ監督の招へいに成功した。グアルディオラ監督の契約が最終年に突入している中、関係者によるとベギリスタインSDは今シーズン限りでクラブを去るとのこと。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、後任の最有力候補はスポルティングCPでSDを務めるウーゴ・ヴィアナ氏(41)だという。
ベギリスタインSDは、グアルディオラ監督や最高経営責任者(CEO)のフェラン・ソリアーノ氏らとともに、シティを常勝軍団に引き上げた。直近7シーズンで6度のプレミアリーグ制覇を果たし、2022-23シーズンには悲願のチャンピオンズリーグ(CL)初制覇とトレブルを達成。2023-24シーズンには前人未到のリーグ4連覇を成し遂げている。