【バスケ】名古屋ダービー制覇！ダイヤモンドドルフィンズ、新加入チータムの活躍で初勝利　デニスHC「チーム力更に向上中」

Bリーグ1部（B1）のレギュラーシーズン第1節が3日から6日にかけて各地で開催され、中地区の名古屋ダイヤモンドドルフィンズは5日と6日に稲永スポーツセンターで同地区のファイティングイーグルス名古屋と対戦した。新加入の今村佳太が欠場した影響もあり、第1戦は69-79で敗れたが、第2戦では83-62で勝利し、開幕節の名古屋ダービーを1勝1敗で終えた。

6日の第2戦では、第1クォーターから拮抗した展開となり、両者譲らないシーソーゲームとなった。39-36と3点リードで迎えた後半、名古屋Dはスコット・エサトンのシュートから流れをつかみ、9-0のランでリードを広げた。その後もFE名古屋の追い上げを許さず、83-62で今季初勝利を挙げた。

第2戦では、新加入のザイラン・チータムがチーム最多の19得点、同じく新加入のルーク・メイが18得点、エサトンが17得点10リバウンドのダブルダブルを記録した。試合終了後の記者会見では、ショーン・デニスHCと坂本聖芽が記者の質問に答えた。

ショーン・デニスHCは、チームのディフェンスリバウンドが第1戦の課題だったが、第2戦ではそれを克服できたことを評価した。また、4Qで相手の3Pシュートが4つ入ったことを除いて、プレッシャーを与えて相手を慌てさせることができたと述べた。さらに、第1戦ではアシストが8つだったが、第2戦では27と大幅に増え、ボールを動かすことで相手のディフェンスを困らせることができたと語った。

ザイラン・チータムについて、デニスHCは彼のエナジーと明るいキャラクターがチームに良い影響を与えたと述べた。特に、5日の敗戦後、チームのムードを明るくする役割を果たしてくれたと評価し、今後さらにチームに馴染んでいけば、さらによくなると期待を寄せた。

坂本聖芽は、ゲーム1ではFE名古屋のフィジカルなディフェンスに圧倒されたが、ゲーム2では自分たちからヒットファーストで、自分たちらしさを出そうと取り組んだ結果、勝利につながったと振り返った。また、1Qと2Qでの同点時の3Pシュートについて、空いたら打つというメンタルで臨んだ結果、入ったことを喜んだ。今シーズンの目標については、3Pシュートの向上を目指しているが、特に意識しているわけではなく、夏から練習を重ねてきた成果が出たと語った。