清宮海斗、新メンバーを引き連れ後楽園大会へ!GHCヘビー防衛戦に挑む『オール・レベリオン』の新展開

清宮海斗、新メンバーを引き連れ後楽園大会へ!GHCヘビー防衛戦に挑む『オール・レベリオン』の新展開

プロレスリング・ノアの新宿大会が7日、東京・新宿FACEで開催され、GHCヘビー級王者の清宮海斗が所属するユニット「オール・レベリオン」の一員として、杉浦貴率いるチームと激しいイリミネーションマッチを展開した。この試合で清宮は10月14日に行われる後楽園大会での新メンバー加入を宣言し、今後の展開に注目が集まっている。

「オール・レベリオン」は清宮を筆頭に、拳王、アレハンドロ、クリストバルのメンバーで構成され、杉浦、マサ北宮、佐々木憂流迦、小峠篤司との4対4イリミネーション戦に挑んだ。試合は序盤から波乱の展開を迎えた。

まず、クリストバルが杉浦の強力なオリンピック予選スラムに屈し、早々に3カウントを奪われて退場。続いて拳王が強烈な蹴りで杉浦を追い詰めるも、不知火を狙ったところで場外に蹴り落とされ、思わぬ形で失格となった。試合はさらに混沌とし、アレハンドロが場外に落ちた杉浦に向けてトペ・コンヒーロを放つが、これが原因で自身も失格となるというアクシデントが発生。残されたのは清宮と北宮の一騎打ちとなり、ここから試合の焦点は一気にこの二人に絞られた。

試合終盤、清宮は北宮を相手に得意のシャイニング・ウィザードを前後から立て続けに繰り出し、最後は変型シャイニング・ウィザードで3カウントを奪取。チームとしての「オール・レベリオン」が勝利を収めた。

試合後、清宮はリング上でマイクを手にし、「9年前、NOAHに入った時、明日どうなるかわからない状況で北宮さんが引っ張ってくれた。北宮さんとやるタイトルは特別、素直に楽しみ。このベルトを守って、そしてALL REBELLION、新メンバーを連れてきます!」と新メンバーの来場を予告した。

清宮はバックステージで、「次はいよいよ後楽園ホール、タイトルマッチだ。俺はGHC、このベルトを懸けて北宮さんとタイトルマッチ。リング上でも言ったように、北宮さんとは特別な思いがあります。ただ、今の北宮さん、NOAHで生き残るためにと言ってますが、このベルトを獲ればNOAHのトップに立つわけで。やっぱり今のNOAHは若い人間を引っ張っていく存在が必要だと思ってます。タイトルマッチで北宮さんを倒して、このベルトを掲げるのは清宮海斗です」と語った。

拳王もリング上で、「そして、清宮、いや、海斗さん。リング上でも凄いいい振りをくれた。今後のNOAH、若い力が必要だ。その通りだよな」とコメントし、清宮の言葉を支持した。

新たなメンバーの加入が示唆された「オール・レベリオン」。後楽園大会での清宮と北宮のタイトルマッチ、そして今後のノアの展開に大きな期待が寄せられている。