【ノア】GHCナショナル王座戦:征矢の情熱とワグナーの冷静さがぶつかり合う
プロレスリング・ノアは8日、都内で14日後楽園大会に向けた調印式と記者会見を開催した。GHCナショナル王座戦を戦う王者の征矢学(39)と元王者で挑戦者のイホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.(32)も出席した。
会見では、最近“パッション征矢”の異名で知られる征矢が、ワグナーの目の前で「俺はワグナーをぶっつぶすぞ! そうしねえと俺の気がおさまらねえんだよ。いいか、俺のありったけの情熱をぶち込んでやるよ。俺のパッションを、お前に、お前に、お前に、ぶつけてやるから覚悟しておけ!」と叫び続けた。
一方、耳元で絶叫されるワグナーは、耳を手で押さえながら、うんざりした様子で「トランキーロ(あっせんなよ)」と冷静に対応。さらに「グッドラック(幸運を)、テイク・ユア・シート(座りなよ)」と、征矢を子供扱いした。最後まで2人の温度はかみ合わず、ワグナーは1人でさっさと会見から姿を消した。