ヤクルト・橋本捕手、試合中に死球の直撃…頭部に衝撃、担架で退場

ヤクルト・橋本捕手、試合中に死球の直撃…頭部に衝撃、担架で退場

ヤクルトの橋本星哉捕手(24)にアクシデントが起こった。9日、天福球場で行われたフェニックス・リーグの広島対ヤクルトの試合中、三回2死3塁の場面で、先発の長谷川が投じた直球がラミレスの肘にかすり、軌道が変わり、そのまま橋本の頭部に直撃した。両チームのトレーナーが駆け寄り、担架で運ばれ、途中交代となった。橋本は起き上がることはできなかったが、トレーナーの問いかけには応答する場面もあった。

この日、橋本は「4番・捕手」で出場し、第1打席では右前打を放っていた。橋本は22年度の育成ドラフト1位で入団し、2年目の今季は5月下旬に支配下登録され、10月5日の広島戦で1軍初出場を果たしたが、代打で空振り三振に倒れた。ファームでは103試合に出場し、打率.261、7本塁打、42打点を記録。打撃が武器の捕手として、期待されている。