【新日本】IWGP王座戦前哨戦:内藤vsザック・セイバーJr.、両雄激突!勝者への道は?
10月14日の両国大会で行われる「IWGP世界ヘビー級王座戦」を6日後に控え、王者の内藤哲也(42歳、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン)と挑戦者のザック・セイバーJr.(37歳、TMDK)が6人タッグマッチで激突した。この試合は、10月14日に開催されるNEVER無差別級王座戦の前哨戦でもあり、内藤とザック、鷹木信悟と大岩陵平の激しい戦いが繰り広げられた。
試合は内藤、鷹木信悟、辻陽太のチーム対ザック、大岩陵平、ハートリー・ジャクソンのチームで行われた。終盤、ザックが内藤にフロントハイキックを放ち、鷹木がザックにDDT、大岩にコンプリートショットを同時に仕掛けた。その後、辻がジャクソンの串刺し攻撃をかわし、鷹木が串刺しラリアット、辻がジャンピングニーアタックで追撃。さらに辻と鷹木が合体ブレーンバスターでジャクソンに追い打ちをかけ、最後は辻のパンピングブラスターでジャクソンから3カウントを奪った。
試合後、内藤は「今日は10月8日。10月14日の両国大会まであと6日。6日後の今ごろにはもう結果が出ている。ザック・セイバーJr.が『G1クライマックス』に続いてIWGP世界ヘビー級王座も獲得し、地元イギリスに凱旋するのか?それとも『G1クライマックス』は優勝したけど、IWGP世界ヘビー級王座は奪取できなかった男として地元イギリスに凱旋するのか?その答えは両国大会まで…トランキーロ!! あっせんなよ」とコメントした。
一方、ザックは「もうすぐ、ヘビー級のベルト2本がやってくる。さらにタッグのベルトも守り抜く。1つも負けることはない。完全なる勝利が待っている。TMDKはどのユニットよりも強くて大きな力を持つことになる。ナイトー、心ゆくまで楽しんでおくことだ。チャンピオンとしての最後の時間を。負けてその王座を手放すことになるんだからな。お疲れ様でした。コンシュー、楽しみ。楽しみ。なぜなら、ナイトーがニュージャパンのトップに君臨する章は終わりを迎えるからだ。この団体はTMDK、ザック・セイバーJr.のものとなる。強き者は、くじけることはない(The Mighty Don’t Kneel)」と内藤らを挑発した。