【バドミントン】柳井商工高、2年連続の春夏秋団体3冠！山口県が国民スポーツ大会少年女子部門で連覇

山口県の柳井商工高の選手で構成されたチームが、第78回国民スポーツ大会の少年女子部門で連覇を達成しました。大会は10月5日に佐賀県唐津市文化体育館で開幕し、10月8日に各カテゴリーの決勝と3位決定戦が行われました。

少年女子部門では、世界ジュニアと日程が重なったため、トップ選手が不在となりました。その中で、柳井商工高の選手で固めた山口県チームが決勝に進出。対戦相手は、インターハイ3位の榎本紗楓（えの moto さやか）／八嶋未來（やじま みく）を擁する埼玉県チームでした。

注目の決勝ダブルスでは、山口県の砂川温香（すながわ あつか）／中原心優（なかはら こころ）が第1ゲームを17本で先取。第2ゲームは榎本紗楓／八嶋未來に奪われましたが、ファイナルゲームを18本で制し、2年連続の優勝に大きく前進しました。

続くシングルスでは、山口県のエースである砂川温香が高津愛花（たかつ あいか）を相手に、第1ゲームを16本、第2ゲームを17本で勝利し、山口県の優勝を決定しました。これにより、柳井商工高は連覇だけでなく、2年連続で全国高校選抜、インターハイ、国体（国スポ）の団体戦3冠を達成しました。

山口県の棟居秀行（むねい ひでゆき）監督は、「ちょっと苦しい試合でしたが、選手が最後に乗り越えてくれたことが一番の感想です。ホッとしたというのが正直なところですね。勝たなければいけないというプレッシャーはありましたが、それを乗り越えるだけの練習は普段からしているので、不安はありませんでした」とコメントしました。

3位決定戦では、青森県が大阪府を2－1で破り、3位となりました。青森県の工藤彩歩（くどう あやか）／東谷悠妃（ひがしや はるひ）が第1試合で敗れたものの、浅野真央（あさの まお）が第2試合で勝利し、東谷悠妃が第3試合で勝利を収めました。