日本のショートドラマが世界へ:AI技術を活用した「mov」アプリがベータ版リリース

日本のショートドラマが世界へ:AI技術を活用した「mov」アプリがベータ版リリース

ショートドラマ&映画アプリ「mov」のベータ版が世界174以上の国と地域でリリースされた。このアプリは、「エイガ(動く絵)に流動を、セカイに感動を」というミッションを掲げ、字幕翻訳や無駄転載防止などのAI技術を活用して映画産業を支えるmov株式会社が開発した。

クリストファー・ドイルがアドバイザーとして、ジェイソン・ウォンが製作総指揮を務める。このプラットフォームは、日本コンテンツを世界に届けることを目的としており、多言語対応、AI字幕翻訳、国と地域ごとの料金体制により、世界中のユーザーがコンテンツを視聴できる。

まず配信がスタートするのは、女性に焦点を当てた「GIRL SHORT」レーベルから、実際の俳優陣の初恋物語を基に製作された「FIRST LOVE」シリーズの3作品。『インファイト 私の恋した刺青ボクサー』、『光のレシピ』、『夢の幕開け 恋の幕引き』が含まれる。その他の第1弾ラインナップには、『俺様ヤクザとヘタレ社畜 ~国を超えた仁義なき溺愛~』、『不倫条例 それでも、あなたは不倫しますか?』、『アプリで出会った素敵な彼女』、『既婚者サークル 妻と夫の別の顔』が予定されている。

クリストファー・ドイルは、「movは女優の実話ドラマという素晴らしいショートコンテンツを企画しました。キャスティングにはこだわり、女優たちが自分自身の実体験を演じることで、物語に深みを与えています。リアルな感情がスクリーンに乗ることで、登場人物への感情移入と共感がしやすくなります」とコメント。また、ジェイソン・ウォンは、「日本コンテンツのグローバル展開が文化の違いや言葉の壁による難しさを抱えていましたが、movが持つAIとブロックチェーンのテクノロジーを活用することで、世界に簡単に展開できる環境を整えています。これからは、日本のコンテンツやクリエイター、俳優が世界で活躍しやすくなると信じています」と述べている。