AIが解き明かすナスカの地上絵、訴訟渦巻くゲーム業界、新テクノロジーがもたらす変革:ITmedia NEWS Weekly Top10

AIが解き明かすナスカの地上絵、訴訟渦巻くゲーム業界、新テクノロジーがもたらす変革:ITmedia NEWS Weekly Top10

ITmedia NEWS Weekly AccessTop10(9月21~27日)

1. 「ナスカの地上絵」新たに303個発見で“ほぼ倍増” AIで航空写真からの発見率16倍に 山形大

山形大学の研究チームが、ペルーのナスカ高原で新たに303個の地上絵を発見し、既知の地上絵の数がほぼ倍増したことが明らかになりました。この発見は、AI技術を用いて航空写真から地上絵を検出することで、従来の方法よりも16倍の発見率を達成した結果です。ナスカの地上絵は、紀元前200年から700年頃にかけて作られたとされ、その目的や意味は未だに謎に包まれています。今回の発見は、考古学的な研究に大きな進展をもたらす可能性があります。

2. 訴訟で物議「パルワールド」が東京ゲームショウ出展 現地は人だかり、ただし……

「パルワールド」の開発元であるポケットペアが、東京ゲームショウ 2024にブースを出展し、大きな注目を集めました。しかし、任天堂とポケモンが9月18日に「自社の特許権を侵害している」として東京地裁に提訴したことで、出展の動向が注目されていました。現地の取材によると、パルワールドのブースには多くの来場者が集まり、ゲームの人気ぶりを裏付けていました。一方で、訴訟に関する取材はNGとされ、係争中の案件であるため、会場には緊張感が漂っていました。

3. 「ワニワニパニック」開発、バンナム石川祝男氏死去 スリッパと段ボールで試作しプレゼン

「ワニワニパニック」の開発者であるバンダイナムコエンターテインメントの石川祝男氏が亡くなったことが明らかになりました。石川氏は、スリッパと段ボールを用いてゲームの試作を行い、プレゼンテーションでそのアイデアを披露したことで知られています。彼の独創的な発想と情熱は、多くのゲーム開発者に影響を与え、日本のゲーム業界に大きな足跡を残しました。

4. 「東方Project」原作者のXアカウントが乗っ取り被害に

「東方Project」の原作者であるZUN氏のXアカウントが乗っ取り被害に遭ったことが明らかになりました。ZUN氏は、ファンに注意を促すとともに、アカウントの再取得に努めています。この事件は、SNSのセキュリティ問題を再認識させるものとなりました。

5. “ほぼ同じ”なのに2機種投入 業界人待望、ソニーの新作カムコーダーに見る「現場の変化」とは

ソニーが新作カムコーダーを2機種投入し、業界人の注目を集めています。2機種はほぼ同じスペックを持っていますが、それぞれ異なる用途やニーズに応える設計となっています。この投入は、現場の変化やユーザーの多様なニーズに対応するためのもので、業界人の期待が高まっています。

6. スマホゲーム「NIKKE」、“キャラデザパクリ疑惑”を謝罪 一部キャラクターは使用中止に

スマホゲーム「NIKKE」が、キャラクターデザインのパクリ疑惑について謝罪し、一部キャラクターの使用を中止することを発表しました。この問題は、ゲーム業界で頻繁に起こる著作権侵害の問題を再認識させるものとなりました。開発元は、今後、より慎重にデザインを検討し、ユーザーの信頼を取り戻すことを目指しています。

7. 「電脳メガネ」ついに実現? Meta、真のARグラス「Orion」を披露 “筋肉の信号で操作”も可能に

Metaが、真のARグラス「Orion」を披露し、注目を集めています。Orionは、筋肉の信号を読み取ることで操作が可能で、ユーザーが手を使わずに直感的に操作できるようになっています。この技術は、将来的に日常生活やビジネスシーンでの利用が期待されています。

8. 「パルワールド」のポケットペア、東京ゲームショウで予定していたDiscordブースでのトークセッションを辞退

「パルワールド」の開発元であるポケットペアが、東京ゲームショウで予定していたDiscordブースでのトークセッションを辞退したことが明らかになりました。これは、任天堂とポケモンからの提訴を受け、訴訟の影響が及んだものと見られています。ポケットペアは、今後の対応について慎重に検討していると述べています。

9. 女性が無修正で胸さらす“搾乳動画”YouTubeに氾濫 アダルト系ファンサイトに誘導も 削除されないワケは

YouTubeに女性が無修正で胸をさらす「搾乳動画」が氾濫している問題が浮上しています。これらの動画は、アダルト系ファンサイトに誘導するものも多く、削除されない理由として、YouTubeのコンテンツポリシーの曖昧さや、動画の性質が規制の対象とされにくいことが挙げられています。この問題は、プラットフォームの責任や規制の必要性を再認識させるものとなりました。

10. 「フル出社で年収2000万円」or「フルリモートで年収800万円」──ITエンジニアとして働くならどっち?

ITエンジニアとして働く場合、「フル出社で年収2000万円」と「フルリモートで年収800万円」の選択肢が注目を集めています。フル出社では、高い給与と職場でのコミュニケーションが期待できますが、通勤時間やオフィスでのストレスが課題となります。一方、フルリモートでは、自由な働き方と生活の質の向上が可能ですが、給与が低いことが課題です。個人の価値観やライフスタイルに合わせて、最適な選択をすることが重要です。

結論

ITmedia NEWS Weekly Top10は、1週間の記事アクセス数を集計し、上位10記事を紹介するものです。9月21~27日の7日間では、東京ゲームショウ 2024の現地レポート記事がアクセスランキングに入りました。特に「パルワールド」のブースは、任天堂とポケモンからの提訴という背景もあり、大きな注目を集めました。今後も、ゲーム業界やテクノロジー分野の動向に注目が集まりそうです。