ショーン・メンデス、5thアルバム『ショーン』発売延期、新たなインスピレーションを追求

ショーン・メンデス、5thアルバム『ショーン』発売延期、新たなインスピレーションを追求

ショーン・メンデスが5枚目のスタジオ・アルバム『ショーン』の発売日を延期するとX(旧Twitter)で発表した。当初10月18日だったリリース日は、11月15日に変更される。メンデスは、「チームと一緒に、アルバムのリリース日を11月15日に延期することに決めました。新しいインスピレーションとアイデアを形にするために、もう少し時間が必要です。みんな大好きだよ。辛抱強く待ち続けてくれてありがとう。今後予定されているいくつかのライブで、みんなに会えるのが待ちきれないよ」とコメントした。

7月31日に、メンデスは10月18日にアルバム『ショーン』をリリースすると発表し、12曲入りのトラックリストを公開。シングル「Why Why Why」と「Isn’t That Enough」が8月8日に先行リリースされることも明らかにしていた。

アルバムのトレイラーでは、メンデスが森の中でキャンプファイヤーを囲む友人たちとギターを弾きながら「Isn’t That Enough」を歌う映像が公開された。彼は、「音楽は本当に薬になる。2年前の僕は、自分が何者なのかまったくわからない感じだった。1年前は、完全にパニックに陥らずにスタジオに足を踏み入れることさえできなかった。でも、今は完成した12曲と共にここにいられることが、まるで贈り物のように感じている」と述べた。

また、メンデスは友人や家族への感謝の言葉も忘れなかった。「正直、友人や家族に感謝している。人生は時に厳しいけれど、深く信頼できる少数の仲間がいれば、乗り越えることができる。彼らがいなかったら、このアルバムを作るどころか、この数年をどうやって乗り切ったか、全く想像がつかないよ」と語った。

ファンへの感謝も忘れず、「そして、いつも信じられないほど応援してくれて、忍耐強く見守ってくれ、愛情を注いでくれたみんなへ、心の底からありがとう。このアルバムを気に入ってくれることを願っている。本当に、本当に。僕がそうであったように、君たちもこのアルバムを聴いて、少しでも温かい気持ちや地球との繋がりを感じてくれたら嬉しいよ」と述べた。

『ショーン』は、2018年のセルフ・タイトル作『ショーン・メンデス』、2020年のアルバム『ワンダー』に続く、メンデスにとって5枚目のスタジオ・アルバムだ。今回のアルバムは、メンデスがスコット・ハリス、マイク・サバス、ネイト・マーセロー、エディ・ベンジャミンと共同で作曲・プロデュースを手掛け、エイミー・アレンとイーサン・グルスカも作曲に参加している。

この新作は、メンデスが2022年の【ワンダー・ツアー】をキャンセルして以来、初めてのフル・アルバムとなる。