岩谷翔吾、作家デビュー作「選択」発表 言葉への憧れから4年間の孤独な創作旅

岩谷翔吾、作家デビュー作「選択」発表 言葉への憧れから4年間の孤独な創作旅

THE RAMPAGEのパフォーマー、岩谷翔吾(27)が11日、都内で作家デビュー作「選択」(幻冬舎)の刊行記念イベントを開催した。小説好きの岩谷は、高校の同級生で原案を担当した俳優の横浜流星と物語の構想を練ったという。

岩谷は「今作は4年間の制作期間がありました。4年間、孤独の中で書き続けてきたので、やっと孤独の暗闇に光が差したなと感じています。手に取ってくれた方々に感謝の気持ちでいっぱいです」と語った。幼少期から読書に親しみ、尊敬する作家の三浦しをんに推薦文を書いてもらったことについて、「自分の文章の核が三浦しをんさんから来ていると言っても過言ではない。推薦文を書いていただき、本当に感謝しています」と述べた。

「選択」の内容は、主人公の亮が匡平を助けにいくために、特殊詐欺実行犯に身を置く物語だ。小説を書き始めた理由について岩谷は、「RAMPAGEでは、ボーカルは歌って歌詞を届けることができるが、自分は身体表現でしかお客さんに届けられない。言葉への憧れが強く、言葉を届けて感動を伝えたいと思った」と明かした。

書くことが好きという岩谷は、早くも第2作への意欲を示し、「1、2週間前から2作目を書き始めています。必ず書きたいと思っています」と意気込んだ。