【ネタバレあり】「アガサ・オール・アロング」5話、ティーンの正体が明らかに!ラストは鳥肌モノの展開に
「アガサ・オール・アロング」の第5話「大地の力 目覚めさせよ」が配信されました。主人公のアガサ・ハークネス(キャスリーン・ハーン)が「魔女の道」で次なる試練に立ち向かいます。この試練では、これまで謎に包まれていたジョー・ロック演じるティーン=少年の正体が明らかになりました。
物語は「ワンダヴィジョン」で描かれた1693年のセーラムでの出来事から始まります。アガサは、セーラムで母親を含む魔女たちの魔力を奪って皆殺しにしたこと、そして彼女が嘘つきで裏切り者であり、血も涙もない邪悪な魔女であることを思い出すことになります。
また、アガサたちを追う黒ずくめの魔女団「セーラム7」は、当時アガサに処刑された魔女の子どもたちであることが明かされました。この新たな情報により、ダークな魔女の世界はさらに不気味なオカルトホラーのテイストを醸し出しています。
試練の家では、魔女たちは「ストレンジャー・シングス 未知の世界」にも登場したウィジャボードを使用します。アガサはハート夫人ことシャロン・デイヴィスの霊が降りてきたふりをしますが、実際にはセーラムで殺されたアガサの母、エヴァノラ・ハークネスの霊が取り憑いていました。このシーンは、『ポルターガイスト』や『エクソシスト』を思い出させるような動きをみせ、シリーズ中最恐の瞬間となりました。
さらに、エヴァノラの霊が「生まれた瞬間に殺すべきだった」という言葉を発し、アガサに対する冷酷な言葉は、魔女たちだけでなく視聴者も凍りつかせました。アガサを救おうとしたアリス・ウーの火の力をアガサが奪い取り、アリスは亡くなってしまいます。試練の最後には、ウィジャボードが「ニコラス・スクラッチ」…アガサの息子の名前を導き出しました。
外へ出ると、少年はアリスの死を責めますが、アガサは彼の物言いからすべてを察知し、「あんたは母親にそっくり」と言います。すると、少年の手の平から見覚えのある青い閃光が放たれ、彼の正体がワンダ・マキシモフことスカーレット・ウィッチの息子ビリーであることが明らかになりました。これにより、MCUの色合いが一気に強まりました。
ビリーの額には、母親のものとよく似た青い王冠が現れ、エンドロールへと続きます。ここで流れるビリー・アイリッシュの「you should see me in a crown」は、思わず鳥肌が立つようなシーンとなりました。
しかし、カオスの中でも、オーブリー・プラザ演じるリオの真意はまだ読み取れず、ラストシーンにも彼女の姿はありませんでした。アガサたちを助けるのか、それとも裏切るのか…。シリーズの後半はさらなるサプライズが待ち受けていそうです。
「アガサ・オール・アロング」は毎週木曜日、ディズニープラスにて独占配信中です。