華麗なアクションと美しい魔女、15周年を迎えた名作『ベヨネッタ』
15周年を迎えた『ベヨネッタ』は、美しく、気高く、そして強い
2009年10月29日、プレイステーション3とXbox 360用ソフト『ベヨネッタ』が発売された。セガから発売された3Dアクションゲームで、プラチナゲームズが開発を手掛けた。映画のクライマックスを思わせる迫力のバトルシーンが連続するのが大きな特徴。魔女ベヨネッタのスタイリッシュな技は爽快で、残酷なトーチャーアタックは絶頂感を与えてくれる。
圧倒的な存在感を放つ魔女ベヨネッタは、スラリとしたプロポーションでありながら、女性らしい美しいラインを併せ持つ。美貌の持ち主であり、ファッションも含めるとかなり個性的。全身ピッチリとした黒いボディースーツ、黒いフレームのメガネ、口元にはほくろ、肩を覆うように膝まで届く長い黒髪かつ盛り髪、全身が真っ黒。ロリポップキャンディをつねに舐めているなど、ユニークな女性主人公。
両手両足に銃火器を装備して“バレットアーツ”という技を使うのもユニーク。足を上げて銃を撃つ姿は衝撃的で、敵の攻撃をギリギリで回避すると“ウィッチタイム”が発動して周囲がスローモーションになるのも気持ちよく戦える要素。
自身の髪の毛を依り代に魔獣を顕現させて放つ“ウィケッドウィーブ”はカッコよく、ボス戦のトドメなどではベヨネッタのセクシーな姿も見られた。敵を打ち上げ叩き落とし、銃撃で蜂の巣にして、拷問器具でお仕置き。魔獣をけしかけむさぼり食う、という一連のアクションは最高。声優の田中敦子さんのボイスが物語を盛り上げてくれる。
『ベヨネッタ』の続編やスピンオフ作品も発売されており、現在、初代『ベヨネッタ』を遊びたいならNintendo Switch版がオススメ。