中日・井上新監督、秋季練習初日で選手たちに熱いメッセージ「俺の好きな選手になってほしい」
12日、井上一樹新監督がナゴヤ球場で始まった秋季練習に参加し、選手たちに約10分間の訓示を行った。午前9時30分頃、若手を除く選手やスタッフの前に立った井上監督は、「長くなると思うから」と選手たちを芝生に座らせ、熱心に語りかけた。
井上監督は、「就任会見でも話したけど、まずは俺の好きな選手になってほしい。やる気や元気がみなぎる選手に。パフォーマンスすることが苦手でも構わない。でも今までの殻を破ることはできると思う」と、選手たちにメッセージを伝えた。また、今季の1軍、2軍の結果を振り返り、「同じ方向を向いていないと勝てない」と強調した。
さらに、大島、涌井、中田ら実績あるベテラン選手を集めて、「今集まった選手を俺は信頼している。春から新しいシーズンに入る準備をしてきてくれればいい」と、秋のフリー調整について説明した。一方で、「春季キャンプから勝負が始まるから、そこで動けていなかったりしたらシビアに判定するからね」と、厳しい姿勢も示した。