韓国代表FWヒチャン、ヨルダン戦での「殺人タックル」で車椅子で帰国、日本人審判のジャッジに批判の声

韓国代表は現地時間10日、ワールドカップ・アジア最終予選（3次予選）グループB第3節でヨルダン代表と対戦し、2-0で勝利した。試合は、ヨルダン代表の荒いプレーが目立ち、韓国代表にとって後味の悪いものとなった。

試合の23分、韓国のファン・ヒチャンが敵陣内でボールを受けると、ヨルダンのエサン・ハダッドの激しいタックルを受け、転倒。ファン・ヒチャンはその後プレーを続けることができず、スタッフの手を借りながらピッチを後にし、オム・チソンと交代した。さらに、後半の立ち上がりにもオム・チソンが負傷交代する事態となった。

韓国メディア『xportsnews』は、ファン・ヒチャンが「殺人タックル」を受けたと報じ、「代表チームで輝いていた彼が負傷で倒れ、次の試合出場可否は不透明だ」と伝えている。ファン・ヒチャンは試合後、車椅子に乗って帰国し、歩けない様子だった。

また、別の記事では、ヨルダンのマナーのないプレーが続いたと指摘。ファン・インボムも後ろからタックルされて倒れたが、主審はイエローカードを出した。日本人審判の木村主審は、ハードなプレーを許す傾向があり、これがヨルダン代表のラフプレーを招いたと批判されている。試合は日本の審判陣がジャッジしたが、VARの出番はあまりなかったものの、木村主審のジャッジに苦言が呈された。