ダルビッシュ、大谷翔平を3打数無安打に封じるも敗戦：地区シリーズ敗退を悔やむ

パドレスのダルビッシュ有投手（38）が11日（日本時間12日）、ロサンゼルスでのドジャースとのナ・リーグ地区シリーズ第5戦に先発した。7回途中2失点と力投したが、援護に恵まれず、チームは0-2で敗戦。2勝3敗で地区シリーズ敗退が決まった。

ダルビッシュは110キロ台のカーブを有効に使い、緩急で相手打線を翻弄。特に大谷翔平選手を3打数無安打2三振で完璧に封じた。

しかし、2回にE・ヘルナンデスに先制ソロを浴び、0-1でリードを許した。3～6回までは3者凡退に封じていたが、7回1死からT・ヘルナンデスにも痛恨のソロを被弾。7回途中2失点で降板した。

試合後、ダルビッシュは「悔しいですね、もちろん」と率直な心境を語り、「これでオフシーズン入るのはちょっと実感がないというか…」と吐露した。

また、3打数無安打に封じた大谷翔平選手との対戦については、「自分以上に（大谷が）気を使ってる部分があると思うので、自分がいろいろ考えていたやり方というか、それが上手く出せたので、そういう面では良かった」と振り返った。第2戦でも対戦し、3打数無安打に封じている。