MLB PS初の日本投手先発対決、山本5回無失点とダルビッシュ6回⅔2失点の好投

MLB PS初の日本投手先発対決、山本5回無失点とダルビッシュ6回⅔2失点の好投

米大リーグのポストシーズン(PS)のナ・リーグ地区シリーズ第5戦が11日、ドジャースタジアムで行われ、ドジャースの山本由伸投手(26)は5回2安打無失点の快投を披露した。一方、パドレスのダルビッシュ有投手(38)も6回⅔を投げ、3安打2失点の好投を見せた。

山本は第1戦から中5日でマウンドに上がり、1回を三者凡退で切り抜け、好スタートを切った。3回には1死一、二塁のピンチでタティスを三ゴロ併殺打に打ち取り、5回も三者凡退とし、ロバーツ監督から拍手と握手、そしてハグで快投をねぎらわれた。

ダルビッシュは大谷翔平との対戦で空振り三振、三飛、空振り三振とし、PS6打席無安打に封じた。しかし、2回にE・ヘルナンデスに左越えソロを浴び、先制点を献上した。それでも4奪三振と切れのある変化球でドジャース打線を翻弄した。

日本選手同士がPSでマッチアップするのは史上初で、MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、PSで日本選手3人が先発するのも史上初という。