Da-iCE岩岡徹、地元千葉でのイベントやブランドアイテム制作の秘話【モデルプレス独占インタビュー前編】
5人組アーティスト・Da-iCEが10月6日、千葉・幕張豊砂公園で「Da-iCE 10th Anniversary Instore Event 2024 -MUSi-aM-」を開催した。このイベントは、デビュー当初から各地で実施してきたインストアイベントが約5年ぶりに復活したもので、メンバー2人ずつのフリートークイベントを全国6箇所で実施し、最終日には2万人を超える動員となったDa-iCE全員でのライブパフォーマンスや、avex dance masterの生徒たちのショーケースなどが行われた。
イベントの最終日には、ZOZOTOWNとのコラボアイテムを使用したファッションショー「ZOZOTOWN × Da-iCE FASHION SHOW」も開催された。モデルたちは、Da-iCEとZOZOTOWNが展開してきた限定コラボアイテムを着用し、ファッションブランド「WIND AND SEA」とのコラボアイテム「Da-iCE × WIND AND SEA」、マルチ・アーティストのダニー・サングラ氏による描き下ろしイラストを使用した「Da-iCE × Danny Sangra」、千葉市出身の岩岡徹が思い出の地で撮り下ろした写真をプリントした「BACK TO SQUARE ONE by COMFY」、ファッションブランド「ナノ・ユニバース」とコラボレーションしたボトムスなどをスタイリッシュに着こなしていた。
岩岡徹は、地元・千葉でのインストアイベント開催にワクワクしていると語った。「久々にみんなでやりたい」と話して各地を回っていたが、5人で出演するのは幕張が最初で最後となる。会場は「フェス感」があり、屋台やグッズ販売所も設置され、思っていたフリーライブより規模が大きくなっていると喜んでいる。また、全国各地で開催されたトークイベントにも多くのファンが集まり、6~8年ぶりに訪れた地域もあり、ファンとの直接の交流ができたことに感謝の気持ちを述べた。
岩岡は、自身が2023年に立ち上げたライフスタイルブランド「COMFY」についても語った。ブランド立ち上げのきっかけは、自分が本当に欲しいものを自分用に作りたいと思ったことから始まったが、ファンと共有できる「お揃い」のアイテムを作ることに魅力を感じた。ブランドは服だけでなく、コップや歯ブラシ、スリッパなど多岐にわたるライフスタイルブランドとして展開しており、家の中でも居心地が良くなるような素材や使いやすさを意識している。
「COMFY」のアイテムを作るにあたって、岩岡はファンが喜ぶものを意識するようになったと語る。特に女性ファンが多いことから、アイテムの方向性も変えてきた。9月に発売されたZOZOTOWNとのコラボアイテム「BACK TO SQUARE ONE by COMFY」では、岩岡が幼少期に育った地元の風景を撮影し、プリントしたアイテムがファンに喜ばれている。これらのアイテムは、環境に優しい再生繊維を使用しており、SDGsの観点でも貢献している。
岩岡は、撮影で訪れた「駄菓子屋『プリマーベ』」、「稲岸公園SL模型」、「稲毛海岸」の3つの場所の中で、特にSLが置いてある公園に思い入れがあると語った。この公園は、幼少期から遊んでいた場所で、毎年夏にはお祭りが開催され、高校3年生まで毎年参加していた思い出深い場所だ。駄菓子屋「プリマーベ」では、おばあちゃんが特別に店を開けてくれ、過去のサッカークラブの写真を見ることができ、懐かしい思い出が蘇った。
岩岡は、10月2日に発売された新アルバム『MUSi-aM』で自身が作詞を手掛けた『Your Turn』『Never』の2曲に込めた思いや、これまでの活動で「仕事への考え方が180度変わった」時期についても語っている。