中日OB・平田良介が語る!小笠原慎之介のメジャーチャレンジとドラゴンズの今後
10月8日、元中日ドラゴンズの平田良介さんがCBCラジオの『ドラ魂キング』に出演しました。番組では、3年連続最下位となったドラゴンズについて、選手の気持ちや球団の裏側まで丁寧に答えていました。聞き手は加藤里奈さんと三浦優奈さんです。
井上一樹監督へのアピールについて質問され、「フェニックスリーグに参加することは、来年への自分のアピールの場所と考えるべきなのか、選手たちはどんな思いで参加しているんですか?」という質問に対して、平田さんは「結果を残せば来年北谷スタートほぼ間違いなくないですか。だからバリバリやるんじゃないですかね」と答えました。平田さんは、フェニックスリーグが新監督へのアピールのチャンスになると強調しました。
秋キャンプの場所についても質問があり、「名古屋か沖縄かどちらがいいと思いますか?」という問いに対して、「今は全員が行くわけではないので、名古屋でいいんじゃないですか?十分暖かいですから」と簡潔に答えていました。
小笠原投手のメジャーチャレンジについても触れ、「夢だし、いま行けばいいんです。球団の加藤さんも、後押ししてくれてるようなコメントやったし」と述べました。加藤宏幸球団本部長からは、「彼の熱意は球団に届いている。彼の夢を我々が止められるかは難しい。本人の希望を受け止めることになるのでは」というコメントがありました。平田さんは、「僕たちファンができることは後ろから応援してあげることだと思うんです」とファンへのメッセージも伝えました。
来シーズンに期待する選手について質問され、「来シーズン、平田さんが一番期待している選手は誰ですか」という問いに対して、「今年結果があまり出てなくて、来年頑張って欲しいピッチャーは大野雄大です」と答えました。大野投手は、ストレート、フォーク、ツーシーム、スライダーを投げ、スピード以上に速く見えるストレートがあるため、ツーシームとフォークが活きる投球スタイルだそうです。平田さんは、「ストレートの球威がないと対応されてしまうので、ストレートの球威を復活させて欲しいです」と述べました。
野手では福永裕基選手に期待しており、「今年の成績は3割6厘でした。来年順調に行けばスタメンだと思うので、もし規定打席に到達した時にどういう数字を残すのか楽しみです」と語りました。
選手たちのロッカー事情についても質問があり、「最終戦が終わると選手はまず何をするんですか?ロッカー片付けとかあるんですか?ロッカーの場所って毎年変わるんですか?どこがいいとか意見は言えるんですか?」という問いに対して、平田さんは「ある程度は年功序列で、ベテラン選手のロッカーはだいたい決まっているそうです。そこを除いた場所で、いいところの取り合いになるとか。最終戦後はロッカーを片付けるのですが、一度では片付かないのでその後1~2日かけて片付けるそうです」と説明しました。また、「たぶん一番汚いロッカーは高橋周平です。普段から汚いですが、今年は二軍に落ちたから、そのまんまになってると思います」とユーモアを交えて語りました。
フェニックスリーグに参加する選手の気持ちからロッカー情報まで、平田良介さんはわかりやすく説明しました。