斉藤レイ、サイラスとの激闘を制し王道トーナメント準決勝進出

斉藤レイ、サイラスとの激闘を制し王道トーナメント準決勝進出

斉藤レイ、サイラスとの激闘を制し王道トーナメント準決勝進出

9月19日、新木場1stRINGで『第11回王道トーナメント』の2回戦4試合が行われ、斉藤レイがサイラスとの激闘を制し、準決勝進出を果たした。

15日の浜松大会でサイラスは、第99代世界タッグ王者の斉藤ジュンとの肉弾戦を制し、2回戦進出を決めた。一方、16日の大阪大会では、斉藤レイが羆嵐との激闘に勝利し、2回戦進出を果たしていた。

試合前、レイは「2回戦はデケェ~サイラスだ。必ずぶっ倒して俺が勝ち進んでやるぜ」と、兄ジュンを倒したサイラスに闘志を燃やしていた。

試合は、ショルダータックルとエルボーの力比べから始まった。両者は互いに勢いをつけ、ショルダータックルで場外へ転落。場外でも肉弾戦が続き、観客の興奮を掻き立てた。

巨体のサイラスはクロスボディでレイを襲い、新木場の会場に響き渡るチョップ合戦が繰り広げられた。レイのチョップを掴んだサイラスは、ニールキックで反撃。レイのアイスバインをかわし、持ち上げてバックフリップで投げ飛ばした。

しかし、最後はレイがアイスバインで逆転し、見事に3カウントを奪い、兄ジュンの仇を打ち、準決勝進出を決めた。

王道トーナメント2回戦(時間無制限1本勝負)

  • 勝者:斉藤レイ(10分51秒、アイスバイン→体固め)
  • 敗者:サイラス

試合後、レイは「なかなかパワフルでデカかったな、サイラス。2年前にアメリカとヨーロッパに行った時も、あんなデケエやつはいなかったぞ。凄まじかったぜ。だが、今日勝ったのはこの俺、斉藤レイだ。北斗軍を返り討ちにしてやったぜ。この調子で今年の王道トーナメント優勝してやるぜ。楽しみにしてろ!」と、勝利の喜びと今後の意気込みを語った。

9月22日、後楽園ホールで行われる準決勝では、斉藤レイが綾部蓮と対戦する。世界タッグ王者としての地位を確立させた斉藤レイが、シングルプレイヤーとしても王道トーナメントを制し、新たな伝説を築くことができるのか、注目が集まっている。