西武ライオンズ、新たなコーチ陣で貧打脱却を図る:仁志敏久氏、立花義家氏ら4名が就任
仁志敏久氏(53)が来季から西武1軍打撃コーチに就任することが決定した。仁志氏は、過去に巨人で活躍し、07年に横浜(現DeNA)に移籍。10年に米独立リーグで現役引退し、154本塁打、1591安打を記録した。現役引退後は指導者としてキャリアを積み、21年から3年間DeNA2軍監督を務めた。また、侍ジャパンの内野守備・走塁コーチやU-12日本代表監督も経験している。
また、韓国・サムスンでコーチを務めていた立花義家氏(65)が1軍打撃コーチに加わる。立花氏は、西武を含むパ・リーグ5球団で打撃コーチを歴任し、ソフトバンク時代には柳田悠岐選手らを育成。07年以来18年ぶりの西武復帰となる。
西武は今季、パ・リーグ最下位に沈む要因の一つとして打撃面の低迷が挙げられた。チーム打率.212、350得点、60本塁打とリーグワーストの数字を記録し、指導経験豊富な新たなコーチ陣で貧打解消を目指す。
さらに、1軍内野守備・走塁コーチには元ヤクルト選手の大引啓次氏(40)、ファーム投手コーチには球団スカウトの渡辺智男氏(57)、3軍打撃部門には15年に監督を務めた田辺徳雄氏(58)が就任することが決定した。
前日に就任が発表された鳥越ヘッドコーチは、「多くのファンの皆様に喜んでいただけるよう、できる限りのサポートをしていきます」とコメントした。