仁志敏久氏が語る週刊誌の撮影とパ・リーグ選手の共通点

仁志敏久氏が語る週刊誌の撮影とパ・リーグ選手の共通点

元巨人の仁志敏久氏(52)が21日に放送されたフジテレビ「ジャンクSPORTS」(土曜午後5時00分)に出演し、週刊誌に撮られる野球選手の共通点について語った。

この日の放送では「セ・リーグVSパ・リーグ」と題し、各リーグの往年の名選手が集結。セ・リーグとパ・リーグの選手たちが互いの経験やエピソードを語り合った。

元近鉄、オリックス、ヤクルトの坂口智隆氏(通算1526安打)は、セ・リーグとパ・リーグの人気格差についてのエピソードを披露した。オリックス在籍当時、食事に出かけた際、店内で阪神の2軍の選手と遭遇したという。坂口氏は当時オリックスの1軍レギュラーだったが、「タイガースの2軍の選手の方がいい席に座っているし、お客さんに『阪神の選手来てるってよ』って紹介されたりする。『いやいや、オリックスのレギュラー来てるってよ』って。まったく気づかれない」と不満を述べた。

元日本ハムの岩本勉氏も、パ・リーグの不人気について言及し、「(パ・リーグの)不人気を認めます。なので週刊誌から追いかけられない」と語った。岩本氏は、「そういうこと意識せずに好きに楽しんでました」と、現役時代の過ごし方を振り返った。

これを聞いていた仁志氏は、週刊誌の撮影について自身の経験を語り始めた。「いつも(週刊誌に)張られているのはわかっているので、飲みに行くのが好きな人でも女性と横並びには絶対に歩かない。ましてや手をつなぐとかありえない。タクシーに乗るときも周りを見て」と、細心の注意を払っていたことを告白した。

さらに、仁志氏は「巨人は当時FAで加入する選手が多かったんですけど、大体パチッとやられるのはパ・リーグから来た選手」と、週刊誌に写真を撮られる野球選手の共通点を語り、スタジオの笑いを誘っていた。

このエピソードは、セ・リーグとパ・リーグの選手たちが互いの経験や悩みを共有し、共感しあう姿を描いており、視聴者にとっても興味深い内容となった。