信州松本で開幕、そば祭りで秋の味と松本城を楽しむ
松本城天守を背にして、子供たちが喜びながらそばを食べている。12日、長野県松本市の松本城公園で第18回信州・松本そば祭りが開幕し、3日間の日程で行われている。初日は晴天に恵まれ、約3万2000人の来場者が地域色豊かなそばを食べ比べたり、県内の特産品やグルメを購入したりして楽しんだ。
メインイベントの「全国そば祭り」では、県内外のそば処から7つのブースが出店。午前から各ブースには長い列ができた。来場者は「松本城を見ながら食べるそばは最高だ」「どのブースもおいしそうで、全部回りたい」と満足げな様子だった。
地元からは「信州ゆかり庵」と「あぐり奈川」の2つのブースが出店した。初出店のあぐり奈川の田中浩二理事長は、「そば祭りを通じておいしさを知ってもらい、さらに足を運んでもらうきっかけになればうれしい」と述べた。
実行委員長の新保裕介市民タイムス社長は、「最高の天候に恵まれた。そばに親しみ、松本の散策も楽しんでほしい」と来場者に呼びかけた。全国そば祭りと信州地場産市は13日も午前10時から午後4時まで営業する。