大谷翔平、1番指名打者として2安打1打点でドジャース快勝に貢献
ドジャースの投手兼指名打者として活躍する大谷翔平(30)は、13日(日本時間14日)に行われたナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦のメッツ戦で、「1番・指名打者」としてフル出場し、4打数2安打1打点の活躍でチームの9-0の快勝に大きく貢献した。
試合は、先発投手のジャック・フラーティが7回2安打無失点の好投を披露し、ドジャースの投手陣は地区シリーズ第3戦の3回から33イニング連続無失点というポストシーズン史上最長記録に並んだ。打線も2回までに3点を先制し、4回に3点、8回に3点を追加して効果的に得点を奪い、投打で圧倒した。
試合後、大谷は「ジャック(フラーティ)が素晴らしいピッチングをしてくれて、オフェンスも素晴らしかったと思います。1人1人が自分の仕事を果たして、先制、中押し、ダメ押しと重要な点を取る戦い方ができました。投手陣も素晴らしい働きをしてくれました」と振り返った。
メッツの先発は千賀滉大(31)。千賀は大谷に対して初回、二ゴロで打ち取ったが、2回1死二塁の場面で右前適時打を浴びて降板した。千賀は1回3分の1で30球(うちストライク10球)を投げ、2安打4四球3失点の成績を残した。
大谷は4回1死一塁の場面で左腕のピーターソンから右翼フェンス直撃の安打を放ち、一塁走者は本塁に生還したが、大谷自身は二塁まで進んだものの、右翼手の失策により打点は記録されなかった。大谷は「甘い球が来たので、いい打撃でした。ちょっと弾道が低かったので、越えてくれないかと思ったけど、越えてくれて良かったです」と苦笑いだった。
6回1死無走者の場面では、左腕のD・ヤングから中飛に倒れたが、8回1死一、二塁の場面では4球連続ボールで四球を選び、ベッツの3点適時二塁打につなげた。
大谷はポストシーズンで打点を挙げた試合が3試合連続で全勝となり、ポストシーズンの得点圏打率は5打数4安打の8割を記録。9月19日以降の打率は19打数16安打の8割4分2厘に達している。大谷は「勝負強い理由はわからないですね。チームが得点圏に多くチャンスを作ってくれているおかげで、自分自身もより集中できていると思います」と自己分析した。
第2戦に向けて大谷は「 sempre 点が取れるわけではありませんが、自分たちのオフェンスの仕事をしっかりこなせば、点は取れると思います。オフェンスに全力で集中したいです」と意気込みを語った。