大谷翔平、ポストシーズン初盗塁挑戦も約3か月ぶりの失敗、レギュラーシーズン36連続成功の圧巻記録も…千賀滉大から適時打
ドジャースの大谷翔平投手(30)が13日(日本時間14日)、ナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦の本拠地・メッツ戦で「1番・指名打者」のスタメン出場を果たし、ポストシーズン6試合目で初めて盗塁を試みたが、失敗に終わった。大谷の盗塁失敗は、7月22日(同23日)の本拠地・ジャイアンツ戦以来約3か月ぶり。レギュラーシーズンでは36連続成功を記録していたが、久々の失敗となった。
初回先頭の1打席目では、メッツ先発の千賀滉大投手(31)に対し二ゴロ。2回1死二塁の2打席目では右前適時打を放ち、2点を追加した。その後、投手がギャレットに交代した2死一塁の場面で二盗を試みたが、際どいタイミングでオーバーランし、タッチアウトとなった。レギュラーシーズンでは59盗塁を記録し、自己最多を更新。ポストシーズンでは、地区シリーズの5試合で盗塁なしに終わった。
大谷は、ドジャース移籍1年目でチームの3年連続地区優勝、12年連続ポストシーズン進出に大きく貢献。54本塁打、130打点で2冠王に輝き、打率3割1分、59盗塁もマーク。地区シリーズでは20打数4安打、1本塁打、4打点にとどまったが、盗塁の機会もなかった。
大谷は足でかける重圧について、「基本的にシーズン中も、それがポストシーズンであってもなくても、どっちであっても、どんなシチュエーションでも走れる時は走っている。明日(第5戦)も開幕1戦目も、特に盗塁に関しては変わらない。明日も出たら積極的に狙っていきたい」と語っていた。残り8勝で頂点を目指す中、足でもチームに貢献していく意気込みを示している。