大相撲秋場所13日目:白熊、外傷性足関節症で休場

大相撲秋場所13日目:白熊、外傷性足関節症で休場

大相撲秋場所13日目(2024年9月20日 東京・両国国技館)

日本相撲協会は20日、東前頭16枚目の白熊(25歳、二所ノ関部屋)が13日目から休場すると発表した。白熊は12日目に8敗目を喫し、新入幕場所での負け越しが決定した。この日、狼雅に寄り切りで敗れた直後、左足を引きずる様子が見られ、朝稽古には姿を現さなかった。提出された診断書には「外傷性足関節症」で「3週間の安静加療が必要」と記されていた。

白熊の休場は、春場所以来2度目となる。この日の不戦敗により、9敗目を喫し、来場所の十両転落が決定的となった。対戦予定だった西前頭15枚目の宝富士(37歳、伊勢ケ浜部屋)は、不戦勝で9勝目を挙げることとなった。

白熊は、若手力士として注目を集めていたが、今回の負傷により、今後の相撲界での活躍に影響が出る可能性がある。ファンや関係者は、白熊の早期回復を願っている。