「虎に翼」最終週：法改正と信念の物語

連続テレビ小説『虎に翼』最終週が23日からスタート

俳優・伊藤沙莉が主演を務める連続テレビ小説『虎に翼』の最終週が、23日から放送される。本作は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった女性の実話を基にしたリーガルエンターテインメントで、主人公の三淵嘉子（伊藤沙莉）とその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子どもや追いつめられた女性たちを救っていく物語だ。

最終週「虎に翼」のあらすじ

最終週では、少年法改正の問題に直面する嘉子（伊藤沙莉）。新潟での大きな後悔と向き合いながら、法改正の議論に深く関わっていく。一方、調査官の音羽（円井わん）は嘉子とは異なる考えを持つが、お互いのやり方について率直に話し合うことができるようになる。

また、美位子（石橋菜津美）の事件を担当するよね（土居志央梨）と轟（戸塚純貴）は、最高裁の大法廷に立つことになる。この重要な裁判に向けて、二人は緊張と覚悟を胸に臨む。

さらに、退官を迎えた桂場（松山ケンイチ）の挨拶をニュースで見守る嘉子。裁判官としての時間も少なくなっていく中、少年法改正の議論はいまだに続いていた。嘉子は、自身の経験と知識を活かし、社会のため、そして未来のための法改正に尽力する。

最終週では、嘉子の人生とキャリアの集大成が描かれ、彼女の信念と情熱が最後まで貫かれることだろう。視聴者にとって、感動と深い思考を促す一週間となること間違いなしだ。

『虎に翼』は、月曜日から土曜日の朝8時からNHK総合で放送され、土曜日には1週間の振り返りが放送される。また、月曜日から金曜日の朝7時30分には、NHK BSとBSプレミアム4Kでも放送される。ぜひ、最終週を見逃さないようにしよう。