カーシェアAnyca、2024年末でサービス終了へ:若者のクルマ離れの中、91万人の会員も目標には及ばず

カーシェアAnyca、2024年末でサービス終了へ:若者のクルマ離れの中、91万人の会員も目標には及ばず

DeNA SOMPO Mobilityは15日、カーシェアサービス「エニカ(Anyca)」のサービス提供を2024年12月31日までに順次終了することを発表した。同社は2015年9月にサービス提供を開始し、『個人間カーシェア』『Anyca Officialシェアカー』『ディーラーカーシェア』など、さまざまなサービスを提供してきた。91万人を超える会員に利用されるまでに成長したが、サービス開始当初の目標には遠く及ばなかったことから、終了を決定した。

同社は、「若者のクルマ離れが叫ばれる中、エニカには世代を問わずクルマを愛する人々が集まりました。日本の基幹産業であるクルマ業界を好転させるポテンシャルがあったと、今でも信じています」と述べ、「道半ばでこのような結果になったことを悔しく感じています。多くのユーザーの皆様に多大なるご不便をおかけしてしまうことを、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

今後のスケジュールは以下の通りである。

  • 2024年10月15日(火)15:00:新規会員・ドライバー・クルマ・他車運転特約の登録受付、現在シェア不可状態のドライバー・クルマの編集、現在進行中の審査終了
  • 2024年10月31日(木)23:59:新規シェア予約受付終了
  • 2024年12月31日(火)23:59:サービス終了(アプリ、Webサイトともに利用できなくなります)

ご不明な点やお困りのことがあれば、エニカサポート窓口またはアプリよりお問い合わせください。