東京六大学野球秋季リーグ:早大と法大の熱戦、3-3の引き分けで終幕

東京六大学野球秋季リーグ:早大と法大の熱戦、3-3の引き分けで終幕

東京六大学野球秋季リーグ戦:早大と法大が3-3で引き分け

2024年9月28日、神宮球場で行われた東京六大学野球秋季リーグ戦第3週第1日の試合で、早大と法大が3-3で引き分けた。試合は接戦となり、両チームの投手陣が互角の投球を披露した。

早大は試合序盤で2点を追う展開となったが、6回に前田健伸(3年)の二塁打で逆転に成功した。しかし、7回に法大の反撃を受け、再び同点に追いつかれ、試合は引き分けに終わった。試合終了後、早大の田和と法大の印出がグラブタッチを交わし、互いの健闘を称えた。

法大のエース篠木は、先週立大との4回戦で完投勝利を挙げ、中4日での先発となった。篠木は試合後のインタビューで、「相手の疲れを考えると勝っておきたい試合だった。1回の2失点は朝早くて対応できなかったのかな」と、試合の立ち上がりについて分析し、苦笑いを浮かべた。

一方、早大の伊藤樹(3年)は122球を投げ、力投を見せた。「相手はエースだし、ボク負けないように投げました」と、試合の難しさと自身の意気込みを語った。伊藤の投球は、早大の逆転劇に大きく貢献したが、最後まで法大の反撃を許さなかった。

この引き分けにより、両チームの順位に大きな影響はなかったが、選手たちの意地と闘志が試合を通じて感じられた。今後の試合でも、両チームの活躍が期待される。

(撮影:松永柊斗)