NewJeansハニ、ADORの対応に不満:「最善を尽くさなかった」

NewJeansハニ、ADORの対応に不満:「最善を尽くさなかった」

15日午後、ソウル市汝矣島の韓国国会で開かれた環境労働委員会(環労委)の国政監査に、ガールズグループNewJeansのメンバーでベトナム系オーストラリアの国籍を持つハニ(20)が参考人として出席した。ハニは、所属レーベルADORの措置について、「(キム・ジュヨンADOR代表が)最善を尽くしたとは思わない。もっとすべきことがあった」と語った。

ハニは、「最初に、引き続き守ってあげたいとおっしゃられたが、私を守るなら戦わなければならない。しかし、戦う意志も措置を取る意志も見られず、最善を尽くしたとは言えない」と、ADORの対応に批判的な見解を示した。

また、「今後、最善を尽くしていただけると感謝するが、この問題をやり過ごすべきではない。まずはこの問題を速やかに解決していただきたい」と強調した。

先に、ハニはHYBE社内で仲間外れにされた問題で関連措置を取ってほしいと要求していた。これに対して、ADORのキム・ジュヨン代表は、「ハニの主張を信じているが、証拠の確保はできなかった状況」と述べていた。さらに、「私が取り得る措置は全部取ったと思っているが、ハニがこのような心情を抱き、このような状況に至ったことを考えると、もっとうまく対応できた部分があったのかもしれない」と反省の弁を述べていた。

これに対し、ハニが反論した後、キム代表は「ハニの言うように、アーティストの声に耳を傾け、コミュニケーションを強化したい。現在、当事者間の主張が食い違っている部分があり、事実関係を確認することが重要だ。労働庁の調査に誠実に協力し、事実関係を明確にできるように最善を尽くしたい」と述べた。