NewJeansハニ、国会でHYBEの不当な扱いを告発…「私たちは嫌われている」と語る
本日(15日)午後2時30分から約1時間、環境労働委員会、経済社会労働委員会などの国政監査が行われ、NewJeansのハニが参考人として出席した。証人としては、ADORのキム・ジュヨン代表も出席した。
ハニは外国人でありながら通訳なしで出席し、自身が被害を受けた経緯について語った。具体的には、ヘアメイクが完了して廊下で待っていたところ、他のレーベルの所属グループのメンバーと女性マネージャーが現れた。マネージャーが後ろのメンバーに「見人民服务して無視しろ」と言ったという出来事について述べた。ハニはこの経験が一度や二度のことではなく、繰り返し起こっていたと説明した。
ハニはさらに、デビュー初期にHYBEのバン・シヒョク議長と対面した際、挨拶を返されなかったことについて触れた。彼女は礼儀正しさを重要視する韓国の文化を理解していたが、自身の挨拶が無視されたことを問題視した。また、会社内での雰囲気や、ADORの職員がNewJeansの悪口を書いた「ブラインド」アプリの投稿なども言及した。ハニはこれらの出来事から、会社が彼女たちを嫌っていると確信していると述べた。
監視カメラの映像についても言及し、問題のシーンの前8秒以外の映像が削除されていることを指摘した。また、キム・ジュヨン代表が説明が変わる様子に不安を感じたと語った。キム・ジュヨン代表は、マネージャーが他のレーベル所属であることを説明し、監視カメラの映像についても調査を進めていると説明した。しかし、ハニの主張と一致する証拠はまだ見つかっていないと述べた。
委員会では、HYBE内のアーティスト契約が労働者には該当しないとの見方もあるが、キム・ジュヨン代表は「重要ではない」と答えた。また、HYBE内での過労死疑惑についても話し合いが行われ、2022年9月に社員が倒れて死亡した事実が明かされた。
審問の最後に、ハニは「会社内での嫌がらせやいじめ問題について話すことが重要だと考えている。私が必要な法整備がないとは知っているが、尊重があれば这些问题は起こらない」と涙を流して語った。また、被害を受けている後輩や練習生のことを思い、「彼らが同じ経験をしないことを願っている」と述べた。
ハニはオーストラリア大使館の支援にも感謝の意を表し、「韓国語の勉強を頑張ってまた来たい」と笑顔を見せた。