ミュージカル「昭和元禄落語心中」新キャスト追加!黒羽麻璃央と中村梅雀が参戦
ミュージカル『昭和元禄落語心中』のメインビジュアルが公開されました。追加キャストとして、黒羽麻璃央と中村梅雀が新たに出演することが決定しました。
『昭和元禄落語心中』は、昭和の落語界を舞台に、噺家の愛おしき素顔と業を描いた雲田はるこによる傑作マンガです。同作は「第17回文化庁メディア芸術祭」のマンガ部門優秀賞や「第21回手塚治虫文化賞」の新生賞などに輝き、2016年と2017年のアニメ化、2018年のドラマ化でも大きな話題となりました。物語は、昭和最後の大名人・有楽亭八雲のもとに、元チンピラの与太郎が弟子入りを希望することで始まります。八雲が与太郎を受け入れたことで、亡くなった天才落語家・助六と八雲の過去の因縁が明かされていきます。
ミュージカル版では、山崎育三郎が天才肌で豪快な助六、古川雄大が努力家で繊細な菊比古(八雲)を演じます。新たに追加されたキャストでは、与太郎役を黒羽麻璃央、師匠(七代目八雲)役を中村梅雀が務めます。与太郎は、年を重ねて大名人となった八雲に弟子入りする重要な役どころです。黒羽は、硬軟自在な演技力で高い評価を得ており、今回の役でも八雲の隠された過去を掘り下げる重要な役割を担います。中村梅雀は、若き日の助六と菊比古(八雲)が入門した七代目八雲を演じ、その厳しくも温かい師匠像を体現する予定です。
山崎育三郎は、黒羽麻璃央について「与太郎役に相応しい役者で、その演技力に期待している」とコメントしています。また、明日海りおは、みよ吉の和装姿について「和装ならではの艶っぽさを出せた」と述べ、高揚感を表現しています。古川雄大も、「落語×ミュージカル」という新ジャンルにワクワクしていると語り、稽古での取り組み方を語っています。
ミュージカル『昭和元禄落語心中』は、2025年2月28日から3月22日まで東京・東急シアターオーブ、3月29日から4月7日まで大阪・フェスティバルホール、4月14日から4月23日まで福岡・福岡市民ホールで上演予定です。チケットは2025年1月12日(日)10:00から一般発売されます。