タレント・ピーコさん、敗血症で死去。79歳。おすぎとピーコの活躍を振り返る
ファッション評論家として知られるタレントのピーコ(本名・杉浦克昭=すぎうら・かつあき)さんが9月3日、敗血症による多臓器不全で死去した。79歳だった。葬儀は近親者で済ませた。
ピーコさんは横浜市出身で、高校卒業後、アパレル会社に勤務。その後、文化服装学院を経て衣装デザイナーになった。1975年には双子の弟のおすぎさんと共に「おすぎとピーコ」としてデビューし、テレビ番組「笑っていいとも!」をはじめ、多数のテレビやラジオ番組に出演した。
ピーコさんは街角の女性を対象にした辛辣なファッションチェックの先駆者として知られ、シャンソン歌手としても活動した。また、著書には「ピーコの乙女チョップ!」、「片目を失って見えてきたもの」、「ピーコ伝」などがある。
ピーコさんの死については、ファッション業界やエンターテインメント界で多くの人々から悼みの声が上がっている。