東京ゲームショウ2023:ソニック新作『ソニック × シャドウ ジェネレーションズ』と『ソニックランブル』の試遊レポート
東京ゲームショウ2023:『ソニック × シャドウ ジェネレーションズ』と『ソニックランブル』の試遊レポート
9月26日から4日間にわたって開催されている東京ゲームショウ。セガブースでは、『ソニック × シャドウ ジェネレーションズ』と『ソニックランブル』の試遊が行われました。ここでは、両作品の試遊体験をレポートします。
『ソニック × シャドウ ジェネレーションズ』:ブーストで駆け抜けて時間を止めろ!
『ソニック × シャドウ ジェネレーションズ』は、2つのゲームがセットになった作品です。1つは、ソニック20周年を記念して2011年に発売された『ソニックジェネレーションズ』の新要素を追加したリマスター版。もう1つは、ソニックと瓜二つだが真っ黒な体のダークヒーロー、シャドウを主人公にした完全新作『シャドウジェネレーションズ』です。今回は、『シャドウジェネレーションズ』の試遊体験を紹介します。
ステージ:スペースコロニー ACT1
試遊したステージは「スペースコロニー ACT1」。宇宙空間に敷かれたレールに飛び出したシャドウは、そのまま勢いよく進みます。DualSenseのR2トリガーを押すと、左下のゲージを消費してブーストをかけることができます。このブーストは非常に気持ちよく、宇宙空間という設定も相まって、地面から壁、壁から天井と、ぐるぐる回りながら縦横無尽に駆け巡ることができます。さらに、好きな時にブーストをかけて加速することも可能で、筆者は久しぶりに『ソニック』シリーズを遊んだにもかかわらず、画面の目まぐるしさに反して快適なプレイを楽しむことができました。
新要素:カオスコントロール
ステージを進むと、ミサイルに遭遇。ここで本作のポイントとなる新要素、カオスコントロールが活躍します。カオスコントロールは、簡単に言えば時間停止機能です。発射されるミサイルを止めて、難なくクリアすることができます。カオスコントロールは、ギミックを回避する際にも使用できますが、画面中央下に表示されるカオスゲージがたまっていれば、基本的にいつでも発動可能。敵の動きを止めて一方的に攻撃するなど、プレイヤーの発想次第で様々な場面で活用できます。
さらに進むと、ヒトデのような形をした敵キャラ、ドゥームズアイが現れます。シャドウは異次元空間のような捻じれた空間に放り出され、頭がクラクラするような独特な浮遊感を味わいつつステージを進みます。最後はドゥームズアイとのバトルを経てステージクリア。終始、画面狭しとシャドウが駆け巡る圧巻のゲーム体験でした。
ステージ:キングダムバレー ACT1
その後、「キングダムバレー ACT1」も少しだけプレイしました。こちらは、緑豊かな自然のステージで、登場するのがもうひとつのポイント、ドゥームパワー。シャドウの新たな力となるドゥームパワーはいくつかあるとのことですが、今回は水上を滑走するドゥームサーフを使うことができました。ブーストを使って画面中を駆け巡る爽快感、時間を止めるカオスコントロール、さらに様々な力が解放されていくドゥームパワー。ほんの少しの試遊でしたが、ワクワクが止まらなくなる内容でした。
『ソニックランブル』:32人でわちゃわちゃソニック!
次にご紹介するのは、『ソニックランブル』。こちらも『ソニック』シリーズのアクションゲームですが、32人で遊ぶ対戦ゲームとなっています。アクションのベースは確かにソニックですが、3つのステージを通してサバイバルし、1人の優勝を決めるバトルロワイアルなパーティーゲームとなっています。
本作はモバイル端末向けに発表されていましたが、PC版の発売も決定。ブースの待機列ではスマートフォンでチュートリアルをプレイし、実際の試遊ではPC版をコントローラーで遊ぶことができました。スマートフォン版は手軽にどこでもプレイできて便利ですが、コントローラーは操作が安定して遊びやすいです。
ステージ:ケミカルプラントラン
筆者がプレイしたのは、3つのステージを生き残りつつより多くのリングを集めるリングサバイバル。最初のステージは化学工場を走り抜ける「ケミカルプラントラン」。ジャンプ台ですっ飛んで、ホーミングで敵を倒したり壁を壊したり、ソニックおなじみのアクションやギミックを使ってステージを駆け抜けていきます。途中で落ちてしまっても、ロスはあるもののすぐ失格とはなりません。最後まで到達すればクリアとなりますが、通過できるのは32人のうち16人、半分は脱落となります。
ステージ:グリーンヒルサバイバル
次のステージは「グリーンヒルサバイバル」。狭いエリアの中でデスエッグロボの攻撃を避けながら、落下しないように立ち回るステージです。先ほどとは違い、2回ステージから落下するとその時点で脱落となってしまいます。しかも、ステージの床はだんだん破壊されて狭くなってしまいます。エッグロボの動きをよく見て避けなければいけませんが、急な方向転換をしてくることもあるので注意が必要です。ここでも半分が脱落して残りは8人。筆者も何とか残ることができました。
ステージ:フローズンファクトリーリングバトル
最後のステージは「フローズンファクトリーリングバトル」。雪が積もったステージでアイテムやリングを集めて戦います。このステージ終了時に、より多くのリングを集めたプレイヤーが優勝です。雪が積もった床は足がとられて遅くなり、アイテムやリングも見にくくなっています。誰かが通った後は雪がなくなり、すばやく移動することが可能に。ステージには途中で宝箱が出現することもありますから、移動経路を考えてスムーズに効率よく進むことが必要です。
この最終ステージではアイテムをとることによって他のプレイヤーへ攻撃することも可能になります。攻撃を受けると周りにリングをばらまいてしまうことに。画面には現在の1位プレイヤーがいる方向も表示されるので、慣れてくると1位を狙って他のプレイヤーが協力する、なんてことも起こりそうです。筆者も頑張ってはみましたが、上位入賞とはならず。参加すればもれなくうちわのノベルティがもらえる他、8位から4位はペットボトルホルダー、3位以上はネックファンとさらに豪華なプレゼントがもらえます。筆者もペットボトルホルダーをいただきました。
発売情報
『ソニック × シャドウ ジェネレーションズ』
- 発売日:2023年10月25日
- プラットフォーム:PlayStation5, PlayStation4, ニンテンドースイッチ, Xbox Series X|S, Xbox One, Steam, Epic Games
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価格:
- 通常版:税込6,589円
- デジタルデラックス版:税込7,689円
- コレクターズエディション:税込12,969円(PS5, ニンテンドースイッチのみ)
『ソニックランブル』
- 配信予定:2023年冬
- プラットフォーム:モバイル端末, PC
- 価格:基本無料(アイテム課金あり)
どちらのソニックも待ち遠しいですね。インサイド 田下広夢