巨人・阿部監督の悔しさぶつけ!「自問自答」が来季の鍵、日本シリーズ奪還へ
巨人の秋季練習が29日、ジャイアンツ球場で始まった。阿部監督は選手たちに「自問自答」をテーマに掲げ、来季はセ・リーグ連覇と2012年以来の日本一奪還を果たすべく奮起を促した。
阿部監督は練習前の訓示で、選手たちに今季の悔しさをぶつけた。「日本シリーズ見てて、くそ面白くねえな」。今季は4年ぶりにリーグ優勝を果たしたものの、クライマックスシリーズ・ファイナルステージで3位DeNAに下克上を許した屈辱を味わった。
阿部監督は「浅野、1軍の試合に出てビビったろ。じゃあ、自分はどうしていくべきなのか、自問自答することが大事」と言い、期待の若手を引き合いに、シーズンで出た課題を自覚することを求めた。
阿部監督はさらに「ノンビリしてるとすぐクビになる。並大抵の努力じゃ無理」と危機感をあおり、秋季練習の短期間で飛躍の鍵を見つけられるかどうかが、来季の明暗を左右することを強調した。