U-NEXT Pirates瑞原明奈、怒涛のアガリで大トップを決める！麻雀・Mリーグ2024-25

10月29日、「大和証券Mリーグ2024-25」の第2試合で、U-NEXT Piratesの瑞原明奈が登板し、ラス親での連打で大トップを決めた。

第1試合では、チームメイトの鈴木優が個人2連勝を飾った。第2試合は起家からEX風林火山・勝又健志、KADOKAWAサクラナイツ・渋川難波、KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗、瑞原の並びで開局。瑞原は東1局でリーチをかけ、リーチ・一発・平和・ドラの満貫・8000点を獲得した。

東2局では親番の渋川が満貫・1万2000点をアガったものの、東3局2本場ではリーチ・ツモ・タンヤオ・赤の満貫・8000点を奪取。持ち点を4万600点とした。だが、親番の東4局では、攻めながらも勝又の満貫・8000点を親被り。以降も緊迫した展開が続き、ラス親の南4局2本場を迎えた時点で2着目の渋川との点差は4800点だった。

瑞原は「今期、親番で連チャンは、まだ1回もなかったらしいんですよ。東場の親番もすぐ終わっちゃって…」。この局面への布石だったのか。南4局2本場では「左半分は順子手だけど、右半分は対子手みたいな配牌」を打ち進めて七対子・赤の4800点をアガると、南4局3本場では「うわー！何だ、この配牌は！？」と放送席も驚く好配牌。わずか3巡目でリーチを宣言すると、難なくアガリ牌を引き寄せて、リーチ・ツモ・赤2の親満貫・1万2000点を成就させた。南4局4本場でも、リーチ・七対子の4800点を加点。南4局5本場では伊達が2000点をアガり、6万2400点の大トップで試合を終えた。

瑞原は「私の席に誰が座っていてもトップだったかもしれませんけど…」と謙遜しつつ、「嬉しい」と破顔した。これでチームは3位に浮上し、自身のポイントもプラスに転じた。「ここからまた、スタートの気分でチーム一丸となって、上を見てどんどん進んでいきたいと思います」。チーム唯一の女海賊は、今期もお宝を奪い続ける。