ノルウェー、2025年アカデミー賞国際長編映画賞に『Armand』を出品
ノルウェーが2025年のアカデミー賞国際長編映画賞に、ハルフダン・ウルマン・トンデル監督の『Armand(原題)』を選出した。
『Armand』は小学校を舞台にしたドラマで、主演は『わたしは最悪。』で知られるレナーテ・レインスヴェ。彼女は息子が性的虐待で告発された地元のセレブリティを演じる。この映画は、社会的な問題を深く掘り下げ、視聴者に強い印象を与える作品となっている。
『Armand』は、カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門で初監督作品賞と音響賞を受賞。その質の高さが国際的に認められ、注目を集めている。IFCフィルムズが米国での配給権を取得し、今年中に賞レースに向けた上映が予定されている。
ノルウェーはこれまでアカデミー賞国際長編映画賞に6回ノミネートされているが、未だトロフィーを獲得していない。今回の『Armand』の選出は、ノルウェー映画界にとって大きな期待が寄せられている。
第96回アカデミー賞の応募締め切りは2024年11月14日で、最優秀国際長編映画賞候補の最終候補は12月17日に発表される。ノミネートは2025年1月17日に発表され、授賞式は3月2日日曜日に開催される予定だ。