『虎に翼』の舞台裏：視聴者が知らない8つの「はて?」

朝ドラ『虎に翼』は、ヒロインの伊藤沙莉をはじめとする役者陣の熱演が印象的な作品として、多くの視聴者の心を捉えています。しかし、NHKの放送では見えてこない、役者たちの素顔や裏話が数多く存在します。ここでは、視聴者が「はて?」と感じる疑問に答える総力特集〈NHKには映らない『虎に翼』8つの「はて?」〉をお届けします。

1. 「どうして人を殺しちゃいけないの」

新潟編の後半、判事の寅子に向かって「どうして人を殺しちゃいけないの」と疑問を呈した女子高生・森口美佐江。この役を演じたのは、気鋭の女優・片岡凜（20）です。芸能記者は、彼女の演技について次のように解説しています。

「清楚な見た目とは裏腹の、強烈な言葉は鮮烈な印象を残しました。最終盤での再登場が期待されています。」

片岡凜は2003年10月、群馬県太田市で生まれました。高校在学中に始めたTikTokが注目され、2021年12月に芸能界入りを果たしました。現在、彼女のフォロワー数は約22万人に上ります。小学生の頃から小説を書いていたという彼女は、独特の言語感覚を持った毒気のある投稿で注目を集めています。昨年12月には、同級生からの意地悪なダイレクトメッセージを持ち出し、「天井から宙吊りになってもらいたいです」とSNSに綴るなど、その言動は常に話題を呼びます。

2. 父・片岡達也氏の仰天エピソード

さらに、片岡凜のSNSにたびたび登場するのが、彼女の父親・片岡達也氏です。彼の仰天エピソードは次々と明かされています。「アメリカで仕事をしていた時、マフィアに拉致された」「新宿でホームレス経験があり、主食は歯磨き粉でウィスキーに合っていた」「父は浮浪者だった」など、その内容は驚くべきものばかりです。

片岡達也氏は20代の頃、ロックバンドのボーカルとして活動していましたが、売れないままに解散。その後、渡米し、一念発起してデザインの道へ進みました。近年はクラフトビールのプロデュースなども手掛けており、地元・太田市のPRキャラクター「ネオタ」も彼のデザインです。

3. 祖母の視点

片岡凜の祖母、つまり達也氏の母に話を聞いてみました。

「どんなお孫さんですか？」

「とっても優しくていい子ですよ。」

「期待していることは？」

「元気で活躍してくれたら。見守っています。」

4. 父の視点

では、父は娘をどう見ているのでしょうか。片岡凜自身のYouTube動画で「父本人に聞いてみて」と話していたので、達也氏本人に連絡すると、メールで次のような返信が届きました。

「確かに仕事も金もなくなりアパートも追い出されホームレスをしてた時期も、渡米してマフィアに追われる日々もありました。必死に生を感じてた時期だと思います。子育てに関しては方針などはありません。もともと感受性と表現力が不思議なくらい独特な子なので、そのまま生きていくと思います。応援してあげてください。」