橋本環奈主演『おむすび』: 平成から令和へ繋ぐギャル魂

橋本環奈主演『おむすび』: 平成から令和へ繋ぐギャル魂

橋本環奈が主人公・米田結を演じる連続テレビ小説『おむすび』第1週の見どころ

俳優の橋本環奈が主人公・米田結を演じるNHK連続テレビ小説『おむすび』(月~土曜午前8時)が30日からスタートする。物語は、ギャル文化と出会った主人公が、やがて栄養士として“縁・人・未来”と、大切なものを次々と結んでいく平成青春グラフィティー。第1週の展開に注目が集まっている。

第1週の舞台設定

舞台は平成16年。福岡県糸島で農業を営む父・聖人(北村有起哉)、母・愛子(麻生久美子)、祖父・永吉(松平健)、祖母・佳代(宮崎美子)と暮らす米田結(橋本環奈)は、高校に入学する。高校生活の始まりとともに、結は幼なじみの陽太(菅生新樹)やクラスメートの恵美(中村守里)と部活の選択について話し合う。恵美の勧めで書道部に入部することを決める。

ギャル文化との出会い

一方、校外では「博多ギャル連合(ハギャレン)」を名乗るグループから勧誘される結。姉・歩(仲里依紗)のギャル時代を思い出し、苦い気持ちになる。このシーンでは、結の内面的な葛藤が描かれる。彼女は、自分らしさを大切にしながらも、新しい世界に足を踏み入れる勇気を持つ。

主人公のキャラクター

主人公の米田結は、どんな時でも自分らしさを大切にする“ギャル魂”を胸に、激動の平成、令和を思い切り楽しく、時に悩みながらもパワフルに突き進む。橋本環奈の明るさと元気がそのまま主人公・結に投影されるのか、あるいはそれ以上のキャラクターとなるのか。いずれにしても、毎朝、見る人にパワーを与えてくれそうな気がする。

家族のキャラクターと家庭の雰囲気

また、父・聖人、母・愛子、祖父・永吉、祖母・佳代の家族それぞれのキャラクターと家庭の雰囲気にも注目したい。聖人は農業に情熱を注ぐ真面目な父親で、愛子は家族を支える優しい母親。永吉は昔の話をしながら、孫たちに人生の教訓を伝える祖父で、佳代は家族の心の支えとなる祖母。それぞれのキャラクターが、結の成長を支えていく。

期待される展開

橋本環奈のギャル姿は9月16日に公開され、その姿に多くの注目が集まった。仲里依紗が演じる姉・歩のギャル時代の様子も気になるところだ。第1週では、結がどのようにギャル文化と向き合い、自分自身を見つめていくのか、そして家族や友人たちとの関係がどのように変化していくのかが見どころとなる。

『おむすび』は、平成から令和へと移り変わる時代の流れの中で、主人公・米田結が成長していく姿を描く。橋本環奈の演技力と、家族や友人たちとの温かい交流が、毎朝の視聴者に元気と希望を与えてくれること間違いなし。ぜひ、第1週から注目してみてほしい。