ローランドバローズ、初出走で見事勝利!半弟ウィリアムバローズに続く重賞馬誕生か?
ローランドバローズ、初陣で快勝
28日の中京競馬場で開催された4R・2歳新馬戦(ダート1800メートル)で、岩田康騎手が騎乗したローランドバローズ(牡、上村厩舎)が2番手追走から抜け出し、1馬身差で勝利を収めた。勝ちタイムは良馬場で1分53秒5。
ローランドバローズは、3日前にJpnⅡ日本テレビ盃を制した重賞馬ウィリアムバローズの半弟にあたる。初出走にして見事な勝利を飾ったことで、その血統の優秀さを改めて証明した。
岩田康騎手は、「まだ子供っぽさが残っており、ポテンシャルを十分に発揮できていない部分もあった。しかし、今日は能力だけで勝ち切ってくれた。特に、普通なら追い越せないような場面で、最後の直線で前に出ることができたのは、勝負根性の良さの証しだ」とコメント。次走については、馬の状態を見ながら慎重に判断される予定だ。
この勝利により、ローランドバローズの将来性に大きな期待が寄せられている。上村厩舎の手腕と、岩田康騎手の手腕が見事に融合し、新たなスターの誕生を予感させる一戦となった。