ドルトムントがボーフムを下し2位浮上、三好康児出場も反撃ならず

ドルトムントがボーフムを下し2位浮上、三好康児出場も反撃ならず

【ドルトムント(ドイツ)27日】 - サッカーのドイツ1部ブンデスリーガは27日、1試合が行われ、三好康児の所属するボーフムがドルトムントの本拠地で2-4と敗れた。

試合はボーフムが前半16分、マトゥーシュ・ベロが先制点を挙げ、その5分後には追加点を決め、2点をリードして幸先の良いスタートを切った。しかし、ハーフタイム直前にセール・ギラシに1点を返され、後半17分にはエムレ・ジャンのPKで同点とされ、さらに後半30分にはギラシが逆転ゴールを決めた。その後、同36分にも追加点を許し、試合は4-2でドルトムントの勝利に終わった。

ベンチスタートだった三好康児は後半27分から出場し、チームの反撃を支えたが、逆転には至らなかった。

今季のボーフムは5試合を終えて、1分け4敗の勝ち点1で暫定17位に低迷している。一方、ドルトムントは勝ち点10で暫定2位に浮上し、1試合消化の少ない首位のバイエルン・ミュンヘンとは2ポイント差となっている。

この結果は、ボーフムにとって厳しい現実を突きつけた。チームは今季、攻撃力の不足と守備の不安定さが目立ち、早期の立て直しが求められている。一方、ドルトムントは安定したパフォーマンスを発揮し、タイトル争いに本格的に参戦する態勢を整えている。