バイエルン・ミュンヘンの伊藤洋輝、コンパニ監督の期待に応え戦線復帰へ

バイエルン・ミュンヘンのヴァンサン・コンパニ監督は、ケガから回復しつつあるDF伊藤洋輝について言及した。

伊藤は今夏、シュトゥットガルトからバイエルンへ完全移籍したが、7月末のプレシーズンマッチで中足骨を骨折し、2～3カ月の離脱が予想されていた。しかし、9月末にはランニングメニューを再開し、10月4日にはボールを使ったトレーニングとロングスプリントもこなしている。

6日のブンデスリーガ第6節フランクフルト戦の前に行われた会見で、記者から「伊藤洋輝はボールを使ったトレーニングをしたようだが、いつまたプレーできるようになると思うか。ここバイエルンに馴染んでいるか」と質問されたコンパニ監督は、「伊藤はうまくやっているよ」と答えた。具体的な復帰時期については言及しなかったが、「彼はプレシーズンでそのクオリティを見せてくれた。早く合流できることを願う。もう結構前からドイツにいて、キャリアにおいて次の一歩を踏み出す準備もできているだろう」と、特に心配をしていない様子だった。

伊藤が復帰後は、レギュラーに定着している韓国代表DFキム・ミンジェとフランス代表DFダヨ・ウパメカノのCBコンビ、または左SBのカナダ代表DFアルフォンソ・デイヴィスとのポジション争いに挑むことになる。