田中将大、初登板で奮闘も4失点、楽天イーグルスの期待の星
田中将大、今季初登板で4失点
35歳の楽天イーグルスの田中将大投手が、28日のオリックス戦で今季初登板を果たした。この日は先発としてマウンドに上がり、5イニングで93球を投げ、6安打4失点で試合から降板した。田中にとって、1軍での登板は昨年10月2日のソフトバンク戦以来、本拠地での1軍登板は昨年8月26日のソフトバンク戦以来のことだった。
試合は序盤、田中が無失点で切り抜けていたが、1点リードの4回に先頭打者・森から3連打を浴び、無死満塁のピンチに陥った。その後、セデーニョの右犠飛、渡部のスクイズ、そして若月の右前適時打で3点を失い、逆転を許した。5回も続投したが、太田に6号ソロホームランを被弾し、追加点を献上した。
田中は、コンディション不良により長期離脱を余儀なくされていた。しかし、8月7日に富士大学との2軍練習試合で4カ月半ぶりに実戦復帰し、着実に状態を上げていた。13日の日本ハムとの2軍戦では、7イニングで98球を投げ、7安打3失点と好投を見せ、1軍復帰の道を切り開いた。
田中の復帰は、楽天イーグルスの投手陣にとって大きな力となることが期待されている。今後も、彼のコンディションとパフォーマンスに注目が集まるだろう。