平塚学園、延長10回のサヨナラ犠飛で慶応を下し、神奈川県秋季高校野球4強入り
【平塚学園-慶応】延長10回、平塚学園が1死満塁の場面で武井寛悟(中央)が犠飛を放ち、サヨナラ勝ちを決めた。試合はサーティーフォー保土ケ谷球場で行われ、立石祐志氏が撮影した。
神奈川県高校野球秋季大会の第5日は28日、サーティーフォー保土ケ谷球場で準々決勝2試合が行われ、東海大相模と平塚学園が4強入りを決めた。
東海大相模は3回、三浦誠登(2年)の2点適時打などで3点を先制。7回には代打の中村龍之介(同)が2点適時三塁打を放ち、横浜清陵を突き放した。東海大相模はこの試合で安定した投打の力を発揮し、4強入りを果たした。
一方、平塚学園は3点を追う9回、望月海璃(2年)の適時打を含む4安打で同点に追いついた。延長タイブレークの10回、武井寛悟(2年)が1死満塁の場面でサヨナラ犠飛を放ち、慶応を下した。平塚学園の選手たちは最後まで諦めずに戦い、見事な逆転勝利を収めた。
第6日は29日、同球場で横浜隼人-向上、横浜-武相の準々決勝2試合が行われる。各チームの活躍に注目が集まる。