神戸、2年ぶりのリーグ5連勝で2位に浮上!首位広島との差1に迫る

神戸、2年ぶりのリーグ5連勝で2位に浮上!首位広島との差1に迫る

神戸が2年ぶりのリーグ5連勝で2位浮上

2024年9月28日、ノエスタで行われた明治安田J1リーグ第32節の試合で、神戸が浦和を1-0で下し、22年シーズン以来2年ぶりのリーグ5連勝を達成しました。この勝利により、神戸は町田と入れ替わって2位に浮上し、首位の広島との勝ち点差を1に縮めました。

試合は前半45分間、神戸の完璧なパフォーマンスで展開されました。11分、DF初瀬亮のコーナーキックからFW武藤嘉紀がヘディングシュートを決めて先制。これが今季11得点目となり、試合の流れを握りました。神戸の強みである「攻撃→守備」の素早い切り替えが効果を発揮し、ボールを回収して浦和の攻撃を封じました。

32分にはFW宮代大聖がPKを失敗する場面がありましたが、これは唯一のピンチでした。アディショナルタイムには浦和のMF大久保がFKを放ちましたが、GK前川黛也が右手一本でスーパーセーブを決め、試合を決定づけました。前節の新潟戦では攻撃陣が3得点を挙げましたが、この日は守備陣の活躍が目立ちました。

試合後、吉田孝行監督は「自分たちは目の前の試合に勝つだけ。勝たなければ始まらない。結果として何位になっているかは、目の前の試合を全力でやるだけ」と語りました。この言葉は、チームの好調さと自信の表れでもあります。シーズン最終盤に差し掛かり、昨季の王者としてのエンジンが最大出力で稼働し始めています。

神戸の今後の6試合は、首位広島との勝ち点1差という緊迫した状況で迎えられます。チームの調子が最高潮に達している今、神戸はタイトル奪還に向けて全力で戦い続けることでしょう。