神戸の武藤嘉紀、浦和戦で今季11得点目をマーク!原口元気も復帰初先発
神戸・武藤嘉紀が先制ゴール、浦和との一戦で今季11得点目
28日、ノエビアスタジアム神戸で行われた明治安田J1リーグ第32節の神戸対浦和の試合で、神戸の元日本代表FW武藤嘉紀が今季11得点目となる先制ゴールを挙げた。
試合は前半16分、右コーナーキックからのDF初瀬亮のクロスに武藤が頭で合わせ、ゴール右上に決めて先制点を奪った。このゴールで武藤は2試合連続得点を記録し、昨季の10ゴールを上回る11得点目をマーク。首位の広島と2位の町田を勝ち点1差で追いかける神戸が、試合の流れを握った。
前半29分には、相手選手のハンドが疑われ、VAR判定が行われた。結果、浦和のDF関根貴大のハンドが確認され、神戸にPKが与えられた。キッカーを任されたFW宮代大聖が右足で蹴ったが、浦和のGK西川周作に防がれた。こぼれ球に反応した武藤もシュートを放ったが、ゴール右に外れ、追加点を奪うことができなかった。神戸は1点リードのまま前半を終えた。
一方、浦和の元日本代表MF原口元気は復帰3戦目で初の先発出場を果たした。J1では2014年5月17日以来、10年ぶりのスタメンとなった。原口の復帰はチームにとって大きな励みとなり、試合の展開に影響を与えた。
この試合は、神戸が1点リードで前半を折り返し、後半の展開に注目が集まっている。神戸は首位争いに向け、貴重な3ポイントを獲得するため、後半も攻撃的な展開を続けることが期待される。一方、浦和は1点ビハインドから逆転を目指し、反撃の機会を模索している。
今後の展開が注目される一戦で、両チームの戦いはさらに激しさを増しそうだ。神戸の武藤嘉紀の活躍と、浦和の原口元気の復帰が、試合の行方を大きく左右する可能性がある。