高知競馬場のミラク特別でグレートヒエンが圧勝、岡村卓弥騎手の手腕が光る
高知競馬場で行われたミラク特別、グレートヒエンが快勝
9月28日、高知競馬場で4R・ミラク特別(3歳上・牝・ダ1400m)が開催され、岡村卓弥騎手が騎乗した1番人気のグレートヒエン(牝4・高知・雑賀正光)が快勝しました。2着にはキープイットシンポ(牝6・高知・西川敏弘)が2馬身差で続き、3着にはアイアンムスメ(牝6・高知・田中守)が入りました。勝ちタイムは1分31秒4(良)でした。
レースの展開
レースの序盤、グレートヒエンはラブリークイーンとの先行争いを制し、逃げる展開を築きました。レースは全体的に縦長で進行し、3~4コーナーではグレートヒエンがさらにリードを広げました。直線では、グレートヒエンの脚色は衰えることなく、ゴール前で懸命に追い込んだキープイットシンポを2馬身差で振り切り、見事な勝利を収めました。この勝利により、グレートヒエンは7月のヴェガ特別に続き、グランディールレディスシリーズで2勝目を挙げました。
2番人気のラブリークイーンは11着
2番人気で林謙佑騎手が騎乗したラブリークイーン(牝6・高知・田中守)は、11着に敗退しました。レース序盤の先行争いでは健闘しましたが、直線では後方から追い込むことができず、力及ばずでした。
岡村卓弥騎手のコメント
岡村卓弥騎手はレース後のコメントで、「前走を乗せてもらって、今日はハナいけたら勝てるだろうと感じていたので、自信を持って乗りました。すごく乗りやすい馬で、スピードもあるのでこれからどんどん活躍してくれると思います」と語りました。グレートヒエンの能力と可能性に大きな期待を寄せています。
グレートヒエンのプロフィール
グレートヒエンは、26戦12勝の実績を持つ牝4歳馬です。高知の雑賀正光厩舎所属で、父はドレフォン、母はトーセンファースト、母父はクロフネです。馬主は菊地博、生産者は幌村牧場です。
全着順
- グレートヒエン(岡村卓弥)
- キープイットシンポ(永森大智)
- アイアンムスメ(赤岡修次)
- レインボーウェザー(宮川実)
- モズゴールドメダル(井上瑛太)
- ラグラスドシエル(多田羅誠也)
- チャオベッラ(木村直輝)
- カナデルスター(小杉亮)
- ダノンパペット(城野慈尚)
- ハーディローズ(西森将司)
- ラブリークイーン(林謙佑)
- 出走取消:ルピナステソーロ(澤田龍哉)
結論
グレートヒエンの快勝は、高知競馬の注目馬としての地位を確固たるものにしました。今後のレースでも、その活躍が期待されます。また、岡村卓弥騎手の手腕と馬との相性の良さが、今回の勝利に大きく貢献したことが伺えます。高知競馬のファンにとって、今回のレースは忘れられないものとなったことでしょう。