出雲駅伝で9人抜き!創価大・吉田響が2区区間賞を獲得

出雲駅伝で9人抜き!創価大・吉田響が2区区間賞を獲得

学生3大駅伝の開幕戦である出雲駅伝が島根県出雲市で行われた。1区終了時点で青学大と26秒差の10位だった創価大の2区を走った吉田響(4年)が区間賞を獲得し、9人を追い抜いて首位に浮上した。

レース後、吉田は「自分の位置でしっかり1番に持っていくことが仕事だったので、その仕事を果たすことができてホッとしています。最低限の仕事は出来たと思います。強い選手がこの後も控えているので、創価大を応援していただければと思います」と語った。

吉田は昨年春に東海大から創価大へと転校し、昨季は出雲駅伝5区区間賞相当、全日本大学駅伝5区区間新記録の区間賞、箱根駅伝5区9位の成績を残している。今季も出雲駅伝で素晴らしい走りを披露した。

前日の会見で、創価大の榎木和貴監督は「2区に据えている吉田響は調子がすごく良い状態に仕上がってきていますので、1、2、3でしっかりとトップをとれるような展開ができればと思います。3位以内という目標を達成できるように全力で挑みたいと思います」と自信を見せていた。

2区終了時点の上位チームの順位は以下の通り。

<1>創価大 <2>アイビーリーグ選抜 <3>青学大 <4>大東大 <5>国学院大 <6>駒大 <7>帝京大 <8>法大

吉田響は2002年8月20日、静岡県御殿場市生まれの22歳。御殿場市立原里中3年時に全国都道府県男子駅伝6区で2位となり、東海大静岡翔洋高2年時の同駅伝5区で22位を記録。21年に東海大に入学し、22年の箱根駅伝で1年生ながら区間2位の好走を果たした。23年春に創価大3年に編入学。自己ベストは5000メートル13分39秒94、1万メートル28分12秒01、ハーフマラソン1時間1分45秒。身長は161センチ、体重は46キロ。